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千姫ぼたん園

千姫ぼたん園

兵庫県姫路市本町、姫路城主で、姫路藩初代藩主・本多忠政(ほんだただまさ)の居館があった姫路城三の丸にある入園無料のぼたん園が、千姫ぼたん園。姉妹都市である中国山西省の古都・太原市から届いた紫霞仙など40株をはじめ、約2000株のぼたんが咲例年4月下旬から5月上旬に咲き誇ります。

本多忠政の居館があった姫路城三の丸の高台にあるぼたん園

本多忠政は、本丸(備前丸)は山上で日常的な政務を司るには不便なため、三の丸に館を構えました。
徳川秀忠と江の長女として伏見城内の徳川屋敷で産まれた千姫は、7歳で豊臣秀頼と結婚、大坂城に入りますが、大坂夏の陣で戦火の中を救出。
当時桑名藩主だった本多忠政の嫡男・本多忠刻(ほんだただとき)と結婚。
婚姻に関しては大坂落城後の7月、千姫が江戸に戻る途中、桑名から宮(現・名古屋市熱田区)への七里渡しの船中でたまたま忠刻を見初めたのがきっかけになったという逸話がのこされています。

元和3年(1617年)、千姫の化粧料として父・本多忠政とは別個に本多忠刻にも新知10万石が与えられて姫路に移っています(本多忠政は千姫の義父ということに)。
姫路に移った千姫は、播磨姫君と呼ばれるようになりますが、寛永3年(1626年)には夫・忠刻が没するなど、不幸が続いています。

千姫ぼたん園
名称 千姫ぼたん園/せんひめぼたんえん
所在地 兵庫県姫路市本町
関連HP 姫路城公式ホームページ
電車・バスで JR・山陽電鉄姫路駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道山陽姫路東ICから約6km
駐車場 市営大手門駐車場(600台/有料)、市営姫山駐車場(250台/有料)、市営城の北駐車場(150台/有料)
問い合わせ 姫路城管理事務所 TEL:079-285-1146/FAX:079-222-6050
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

姫路城・三の丸広場

大手門をくぐった先が三の丸。芝生の広がる三の丸広場にはかって、向屋敷御殿、武蔵野御殿、三の丸御殿、数奇屋などがびっしりと並び、石垣上には3層の櫓が3基、2層の櫓7基が多聞櫓と結ばれていました。天下泰平の世になると播磨姫路藩初代藩主・本多忠政

千姫の小径

兵庫県姫路市、姫路城を取り囲む中堀の西側、船場川との間の中州部分に造られた遊歩道が千姫の小径。起点である市乃橋のたもとには、千姫の像も立っています。千姫は2代将軍・徳川秀忠の娘で、本多忠刻と再婚。姫路城に暮らし、播磨姫君と呼ばれていました。

 

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