兵庫県尼崎市南城内にある尼崎市の歴史を解説するミュージアムが、尼崎市立歴史博物館。建物は昭和8年築の旧尼崎市立高等女学校で(尼崎城の本丸跡)、映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(平成23年公開)のロケ(建物外観が「凡天堂病院」という設定)にも使われています。
尼崎城の本丸跡に建つ歴史ミュージアム
平成17年まで尼崎市立城内中学校として使われていましたが、移転統合により成良中学校となったため、建物を尼崎市立文化財収蔵庫として転用。
令和2年10月10日、 尼崎市立歴史博物館としてリニューアルオープンし、2階に6室ある常設展示室で、尼崎の原始・古代から近・現代までの歴史を、歴史資料や文化財で紹介しています。
常設展示室1・原始では、水堂古墳三角縁神獣鏡などを展示し、弥生時代から、前方後円墳も築かれた古墳時代までを紹介。
常設展示室2・古代・中世では、豊臣秀吉の朱印状などを展示し、猪名寺廃寺が建立され荘園が多く形成された古代から、戦国の争乱に町が巻き込まれていく中世までを解説。
常設展示室3・常設展示室4が近世で、尼崎城本丸復元模型、尼崎城天守閣図などを用いて尼崎城の築城から城下町の繁栄、尼崎藩の盛衰など江戸時代の政治・経済・文化を紹介しています。
常設展示室5では幕末期から戦中までの近代、そして常設展示室6が現代となっています。
このほか産業資料展示室で、大型の産業機械等を展示し尼崎の工業史を紹介。
また、3階廊下の壁面には、戦災や自然災害、公害問題などを乗り越えてきた尼崎の現代史を解説。
3階の企画展示室・展示学習室では尼崎城、尼崎藩主など、企画展や特別展を開催しています。
田能資料館は、尼崎市立歴史博物館の分館で、弥生時代の集落跡である田能遺跡を詳しく解説。
尼崎市立歴史博物館 | |
名称 | 尼崎市立歴史博物館/あまがさきしりつれきしはくぶつかん |
所在地 | 兵庫県尼崎市南城内10-2 |
関連HP | 尼崎市立歴史博物館公式ホームページ |
電車・バスで | 阪神尼崎駅から徒歩10分 |
ドライブで | 阪神高速神戸線尼崎東ICから約1km |
駐車場 | 市立城内地区自動車駐車場(有料)を利用 |
問い合わせ | 尼崎市立歴史博物館 TEL:06-6489-9801/FAX:06-6489-9800 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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