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西郷寺

西郷寺

広島県尾道市にある文和2年(1353年)に開山の時宗の古刹が西郷寺。林芙美子(はやしふみこ)の母校である尾道東高校(大正7年の進学時には尾道市立高等女学校)の近く、尾道の散策コースの途中に位置しています。流れるような屋根のラインが美しい本堂は、時宗の本堂様式としては類を見ないというほどの名建築です。

本堂、山門は現存する時宗最古の建築物

本堂は文和2年(1353年)、2代目住持の託阿(たくあ)の発願で建立。
山門は貞治年間(1362年〜1368年)の築で、ともに時宗としては現存する最古の建築物となっています。
本堂内の天井は「鳴き竜天井」となっていて、南北朝時代に建てられた四脚門の山門とともに国の重要文化財に指定。
入江の西に位置することから西江寺と称していたが、明治維新の際の届け出で「西郷寺」と誤ってしまったのだとか。
境内には水之庵鎮守社、毘沙門堂などがあり、江戸時代の面影を残しています。

西郷寺
名称 西郷寺/さいごうじ
所在地 広島県尾道市東久保町8-40
関連HP 尾道観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR尾道駅から徒歩25分
ドライブで 山陽自動車道尾道ICから約8.6km
駐車場 なし
問い合わせ 西郷寺 TEL:0848-37-2264
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

第19回尾道灯りまつり|2024

2024年10月12日(土)18:00~20:30、広島県尾道市で『第19回尾道灯りまつり』が開催。寺と寺を結ぶ路地や参道、駅前緑地帯などを3万4000個という膨大なロウソクの灯りでライトアップする。千光寺山ロープウェイは17:30~21:

 

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