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高烏台

高烏台

広島県呉市警固屋町、音戸の瀬戸公園内の標高216mの高台に位置するのが高烏台(たかがらすだい)。音戸の瀬戸を見おろす場所には日招き岩という岩もあり、昭和42年には太陽を呼び戻し海峡開削工事を行なったという平清盛の開削800年を記念して建てられた日招像(平清盛日招き像)も立っています。

音戸の瀬戸公園の高台に位置する展望地

平清盛日招き像は、日没で工事が途切れるのを苦慮した平清盛が扇で日を招いている姿(太陽を戻し、音戸の瀬戸をわずか1日で切り開いたという伝説)の銅像で、実際の日招き岩はそこから山道を200mほど下った瀬戸見展望台(東屋)近くにあります。

海峡を見渡す高烏台には、明治32年に海峡警備(外国船監視)で、28センチ榴弾砲6門を備えた砲台が設置されていますが、その砲台基礎、火薬庫や兵舎の遺構が現存し、「呉湾(広湾)を守る砲台群 高烏砲台跡」として日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」の構成資産にもなっています。

一帯には桜、モミジ、ツツジや全国の銘木が植えられ、とくに桜の開花時は見事。

瀬戸見展望台
高烏台
名称 高烏台/たかがらすだい
所在地 広島県呉市警固屋8
関連HP 呉市公式ホームページ
ドライブで 広島呉道路呉ICから約9km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 呉市観光振興課 TEL:0823-25-3309
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高烏砲台跡

明治32年、帝国陸軍が広島湾(呉港)への外国艦船の侵入を防ぐために、音戸の瀬戸に臨む標高216mの高烏台(たかがらすだい)に築いた28センチ榴弾砲6門を装備した砲台の跡が高烏砲台跡。現在は音戸の瀬戸公園の一部で、平清盛の日招き像が立っていま

音戸の瀬戸公園

広島県呉市の南端と倉橋島の間の細い海峡が音戸の瀬戸。干潮時には陸続きになるような浅瀬を平清盛が掘削を命じ、船の航行が可能になったと伝えられています。現在の瀬戸は昭和になってから国が開削したもので、幅70m、深さ5m。呉市側の高台に位置する音

 

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