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矢野の岩海

矢野の岩海

広島県府中市上下町の南西、標高400m〜450mの渓谷の底に広がる矢野の岩海(やののがんかい)。これは尾根にあった花崗岩の岩盤が谷底に崩落、長い間の風化によってそれが礫化し、やがて数万の巨岩礫が谷を埋め尽くすように広がっていったもので、厚さ7m、幅30m、延長100mにも及ぶ岩海となったもの。

大きな岩が転がり海のように連なる

備後矢野駅の南西1kmほど、標高500m内外の山稜に囲まれた西向きの谷の源頭部近くに(標高400m〜450m)位置する矢野の岩海。
直径2m~8mの巨大な岩塊が累々と連なり、生まれた空洞には多数のミカドキクガシラコウモリが生息しているため、地元では「コウモリ岩」とも呼ばれています。
この岩は、閃雲花崗岩(せんうんかこうがん=hornblende biotite granite)で、花崗岩の節理に沿って大規模な分離、崩壊が起こり、渓谷を埋め、風化によって岩塊の角が取れたものだと推測できます。

現在矢野の岩海の麓一帯は「矢野温泉公園四季の里」(府中市まちづくり振興公社運営)として、オートキャンプ場や四季彩工房(そば処)、あやめ園などが整備され、府中市の観光スポットのひとつになっています。
岩塊の洞口からは夏でも冷気が流れ出るので、避暑にも絶好です。

三原市久井町の岩海とともに、「久井・矢野の岩海」として国の天然記念物にも指定され、花崗岩地帯である広島県らしい奇勝を楽しむことができます。

矢野の岩海
名称 矢野の岩海/やののがんかい
所在地 広島県府中市上下町矢野
関連HP 府中市公式ホームページ
電車・バスで JR備後矢野駅から町の委託バス矢野温泉行きで5分、矢野温泉下車、徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道尾道ICから約33km
駐車場 四季の里キャンプ場(200台/無料)を利用
問い合わせ 府中市産業活性課 TEL:0847-43-7135
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

久井の岩海

広島県三原市久井町吉田、宇根山(標高698.5m)の南東麓、吉田大池近くにある花崗岩の岩塊(岩海)が久井の岩海(くいのがんかい)。緩やかな起伏の谷筋4条に沿って、花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん= granodiorite)の巨大な岩が累々

野呂山の岩海(岩海遊歩道)

広島県呉市川尻町、野呂山(839.1m/膳棚山)の山腹標高400~700mの谷間にある流紋岩の岩塊(岩海)が、野呂山の岩海(のろさんのがんかい)。「よこごうろ」、「たてごうろ」、「桜が谷岩海」と呼ばれるの3つの岩塊(岩海)を見て、山上のかぶ

 

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