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大元神社

大元神社

宮島、大元公園の入口に鎮座する古社が大元神社。厳島神社の摂社ですが、実はその名の通り、厳島神社のルーツとも推測されています。現存する建物は、大永3年(1523年)築で国の重要文化財。屋根は板葺きで、日本で唯一の「六枚重三段葺き」となっています。本殿内陣の玉殿は嘉吉3年(1443年)の墨書があり、社殿より古いことがわかります。

厳島神社創建以前から鎮座していたと推測される古社

大元神社に祀られる祭神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、さらに厳島神社の初代神主といわれる佐伯鞍職(さえきのくらもと)です。
佐伯鞍職は、推古天皇元年(593年)、市杵嶋姫命の神託で厳島神社を創建し、初代神主になったと伝えられています(厳島神社社伝)。
地元宮島では地主神として信仰を集めています。

また、毎年5月15日に船で島を一周し、浦々にある9社を参拝する『御島巡式』の最終社参の地が大元神社で、『御島巡式』を無事成就したお礼に奉納された報賽額(ほうさいがく)が多数奉納されています。

大元神社
名称 大元神社/おおもとじんじゃ
所在地 広島県廿日市市宮島町1-1
関連HP 厳島神社公式ホームページ
電車・バスで JR宮島口駅からJR連絡宮島航路または松大観光船で10分、宮島桟橋下船、徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道廿日市ICから約4.7km。または、大野ICから約5kmで宮島口
駐車場 宮島口市営駐車場(166台/有料)・もみじ本舗駐車場(500台/有料)
問い合わせ 厳島神社 TEL:0829-44-2020/FAX:0829-44-0517
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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