支笏湖の北、恵庭岳(えにわだけ/1319.6m)の西麓に眠る、オコタンぺ湖。オンネトー、東雲湖(しののめこ)と並び、「北海道三大秘湖」(豊似湖を数える場合もある)のひとつ。なかでももっともアプローチが困難な湖が、オコタンペ湖。湖周辺は漁岳周辺森林生態系保護地域、国立公園の特別保護区域に指定され湖畔に降りることは不可。
道道78号沿いの展望台からオコタンペ湖を眼下に
恵庭岳の火山噴出物によりできた堰止湖で、道道78号支笏湖線沿いにあるオコタンペ湖展望台からはオコタンペ湖を見下ろすことが可能。
国道453号を恵庭岳の北麓で分かれて、道道78号支笏湖線をオコタン(奥潭)方面に走れば、道道の路側を利用したオコタンペ湖展望台があります。
周囲にはダケカンバが生育し、高山帯の雰囲気、秘境ムードが漂っています。
新緑、紅葉の名所にもなっていますがあまり知られていません。
道道はオコタン(奥潭)〜美笛間が通行止。
幕末の探検家・松浦武四郎が「仙境」と表現したオコタン(奥潭)で引き返すことになります。
道道をそのままオコタン(奥潭)に下る途中にはオコタンペ湖の湖水が滝となって落下するオコタンペ渓谷もありますが、残念ながら滝は木に隠れてあまり見えません。
かつての登山道はオコタンペ橋が入口でしたが、生態系保護と遭難防止のため、廃道に。
オコタンペ湖展望台 | |
名称 | オコタンペ湖展望台/おこたんぺこてんぼうだい |
所在地 | 北海道千歳市奥潭 |
関連HP | 千歳市公式ホームページ |
電車・バスで | 支笏湖温泉からタクシーで30分 |
ドライブで | 道央自動車道札千歳ICから約43km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 支笏湖ビジターセンター TEL:0123-25‐2404 |
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