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知床観光船

知床半島の北側、斜里町のウトロ港から出航する知床観光船に乗船すれば、冬季は網走で流氷砕氷観光船として使われる「おーろら」、「おーろら2」で、ウトロ側の海上から知床連山を眺めることが可能。複雑な海岸線を描く断崖や、その断崖から流れ落ちる滝をゆったりと大型観光船の展望デッキからのんびりと観賞できます。

ウトロ港から大型観光船「おーろら」で知床半島を周遊

カムイワッカの滝を見学
上部甲板は展望デッキに

硫黄山沖で折り返す所要1時間30分の硫黄山航路と、その先の知床岬まで行き、折り返す所要3時間45分の知床岬航路があります。

観光船からは、男の涙、フレペの滝、カムイワッカの滝、知床岬航路では、先端部に懸かるカシュニの滝と海に落ちる滝を眺めることができるほか、五湖の断崖など、地上からは眺めることのできないスポットも多く、ダイナミックな景観を楽しむことができます。

春先から初夏なら、カムイワッカの滝、ルシャ川河口などでヒグマを目撃することも(双眼鏡持参で乗船を)。

海獣は、イルカに遭遇できることも(シャチやマッコウクジラが目的なら、羅臼港から出航の観光船「アルラン3世号」、「エバーグリーン」などの利用を)。

硫黄山沖を航行する「おーろら」
ルシャ川河口でヒグマの親子に遭遇(望遠で撮影)
道東観光開発の観光船
「おーろら」を運航する道東観光開発は、まだウトロが秘境で、車で到達するのも苦労した時代に、網走〜ウトロを結ぶ航路のために設立された会社。
昭和37年6月28日、網走〜ウトロに定期観光船「第一しれとこ」が就航し、同年暮には名鉄グループ入り。
知床横断道路のない昭和39年、知床ブームを背景に網走〜ウトロ〜羅臼定期観光船「はまなす」が運航を開始しました(昭和55年、知床横断道路の開通でウトロ〜羅臼間は廃止に)。
現在は網走バスとともに、名鉄の手を離れ、地元のタカハシグループが運営しています。
おーろら2
知床観光船
名称 知床観光船/しれとこかんこうせん
所在地 北海道斜里郡斜里町ウトロ東107
関連HP 知床観光船おーろら公式ホームページ
電車・バスで JR知床斜里駅から斜里バスウトロ温泉行きで50分、ウトロ温泉下車、徒歩10分
ドライブで 女満別空港から約98km
駐車場 町営駐車場(100台/有料)
問い合わせ 道東観光開発 TEL:0152-24-2147/FAX:0152-24-2148
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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