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北見神威岬灯台

「ピㇼカノカ」(アイヌ語で「美しい形」の意)の一つとして国の名勝に指定される、北オホーツクの絶景の地、北見神威岬。その先端部の標高156mの岩峰にへばりつくようにして築かれているのが北見神威岬灯台です。昭和37年12月に初点灯という比較的に歴史は新しい灯台ですが、その景観は、北海道ならではの迫力です。

かつては興浜北線と灯台のツーショットが!

実は、昭和30年代まで網走の能取岬灯台から最北端・宗谷岬灯台まで、距離にして250kmほどの間には、沿岸灯台が一基もない海岸線でした。
昭和30年代になって灯台設置が進められ、北見神威岬灯台は昭和37年12月8日に初点灯しています。

海岸線に建つ灯台ながら、厳しい気象条件を反映して、周囲は亜高山帯から高山帯という植層。
地上から塔頂までは16.5m、平均海面より灯火までは59.5mで、光達距離20.5海里(約38km)。

昭和60年に国鉄・興浜北線(浜頓別〜北見枝幸/30.4km)が廃止されるまで、北見神威岬灯台は興浜北線を走るディゼルカーと灯台のツーショットを撮るベストショットポイントになっていました。

当時は、斜内駅もしくは目梨泊駅から鉄道ファンが徒歩で岬まで歩き、そこを通る列車の車掌がレンズを向ける鉄道ファンに手を振るというのどかな光景を見かけました。

興浜北線の廃線跡から見上げた北見神威岬灯台
北見神威岬灯台
名称 北見神威岬灯台/きたみかむいみさきとうだい
所在地 北海道枝幸郡枝幸町目梨泊・浜頓別町斜内
関連HP 枝幸町観光協会公式ホームページ
ドライブで 稚内空港から約83.2km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 枝幸町観光協会 TEL:0163-62-1205/浜頓別町観光協会 TEL:01634-2-2346
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

北見神威岬(斜内山道)

2017年5月7日

 

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