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三階滝(三階滝公園)

三階滝(三階滝公園)

北海道伊達市大滝区、長流川(おさるがわ)の支流、白老岳(968m)を源とする三階滝川に架かる3段になって落ちる落差16mの見事な滝が三階滝。道央南部では紅葉の名所としても有名で、旧大滝村の村名はこの滝に由来しています。滝周辺は三階滝公園として、駐車場やレストハウスが整備されています。

3段になって落ちる美しい滝

三階滝周辺の美しい岩は、花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん/granodiorite)。
第三紀層の花崗閃緑岩を削って滝となったもの。
岩盤の割れ目に沿って浸食されたため、滝には複雑な段々が形成され、それが滝の名の由来になっています。
洞爺湖有珠山ジオパーク(ユネスコの世界ジオパーク)のジオサイトにもなっています。

滝のすぐ横には「甘露法水」と名付けられた湧水もありますが、実はこの水、徳竜金山(金銀採掘として昭和13年に創業)の380mに及ぶ坑道から湧出する水。

駐車場横の小高い丘は「トーテムポールの丘」。
姉妹提携を結んでいるカナダBC州・バンクーバー島のレイクカウチン町との交流を記念して木彫り彫刻が配されている。

紅葉の名所としても知られますが、紅葉の見頃は例年10月上旬~中旬頃。

長流川上流の開拓は明治30年代に始まり、三階滝には、明治36年、蟠渓からの道路が開削。
大正4年に三階滝沢駅逓所が設置されるなど、古くから開けた地です。
徳竜金山が創業したのは昭和13年ですが、昭和15年に徳竜金山が電化されたのが当時の徳舜瞥村(とくしゅんべつむら)の最初の電気開通です。
昭和25年、役場庁舎を本町駅前に移転する際に、村名を三階滝から採用した大滝村に改称しています。

三階滝(三階滝公園)
名称 三階滝(三階滝公園)/さんかいだき(さんかいだきこうえん)
所在地 北海道伊達市大滝区三階滝町
関連HP NPO法人だて観光協会公式ホームページ
ドライブで 道央自動車道白老ICから約26km、伊達ICから約37km
駐車場 50台/無料
問い合わせ NPO法人だて観光協会 TEL:0142-25-2722
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大滝ナイアガラの滝

北海道伊達市大滝区を流れる長流川(おさるがわ)の支流に懸かる、地元で「ナイアガラの滝」と呼ばれるのが大滝ナイアガラの滝。国道453号の大成橋(バス停)から脇道に入り500m走った先が駐車場です。大滝総合運動公園の向かいにある駐車場から700

 

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