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菊水円形歩道橋

菊水円形歩道橋

北海道札幌市白石区菊水、北海道道3号(札幌夕張線)、菊水・旭山公園道路、南郷通などの六差路交差点に架かる円形の歩道橋が、菊水円形歩道橋(正式名は菊水歩道橋)。直径56m、全長(一周)176mで、階段は5ヶ所。昭和46年に日本で最初に架橋された円形歩道橋です。

日本の円形歩道橋のルーツはここ!

札幌の中心街に向かう道が集中するため、道内屈指の交通の難所として知られる交差点で、かつては菊水7条4丁目に北海道屈指の貨物ターミナル駅で、昭和40年代には札幌市内最大の貨物駅だった国鉄・東札幌駅(昭和61年11月1日廃止)があったため、トラックなどの走行も多かったのです。

歩道橋南西の札幌菊水三条郵便局の風景印(風景入通信日付印)にもこの円形歩道橋が描かれています。

このユニークな橋を製作した釧路製作所は、釧路駅と雄別炭山駅を結んだ鉱山鉄道会社の雄別炭礦鉄道(大正12年に釧路駅〜雄別炭山駅開業)が出資して昭和31年に創業した企業。
さまざまな橋梁を手掛けています。

なお令和2年から菊水歩道橋補修工事が順次行なわれ、再塗装、照明灯の交換など、往時の姿に蘇っています。

菊水円形歩道橋
名称 菊水円形歩道橋/きくすいえんけいほどうきょう
所在地 北海道札幌市白石区菊水3条4丁目
電車・バスで 札幌市営地下鉄東西線菊水駅、東札幌駅から徒歩10分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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