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茂津多岬灯台

茂津多岬灯台

北海道島牧郡島牧村とせたな町の境(灯台が建つのは島牧村側)、茂津多岬の高台に建つのが、茂津多岬灯台(もったみさきとうだい)。海霧を意識して白と黒のツートンカラーに着色され、ロケットを思わせる異色の外観。平均水面から灯頂部まで288mは日本一です。

平均水面から灯頂部まで、標高差288mは日本一

渡島半島の日本海側をせたな町から島牧村へと国道229号(日本海追分ソーランライン)を北上すると、茂津多岬は半島の根元部分を全長1974mの茂津多トンネルで抜けてしまい、素通りとなってしまいます。
せたな町側のトンネル手前、須築川を渡って左折(「日本一高い茂津多岬灯台入口」の表示あり)し、茂津多林道(舗装道路/10月末~4月末頃は冬季閉鎖)に入れば茂津多岬灯台に到達できます。
難点は、灯台管理道路の茂津多林道の幅員が狭いこと。
待避所が数多く設置されているので、対向車に注意して走行を。

茂津多岬灯台の光達距離は23.5海里(43.5km)もあり、沖ゆく船を見守っています。
岬周辺は狩場茂津多道立自然公園に指定され、展望台からは海岸線を一望にします。
周辺は豊かな自然が残され、ヒグマの生息場所なので、森の中に入る際には注意が必要。

トイレは、国道沿い、須築川の南側に「教育の森公衆トイレ」があり、利用可能。

ちなみに北海道の灯台で白黒にカラーリングされているのは、「雪が降ったとき、白色だと重なって見分けづらい」(函館海上保安部)から。

茂津多岬灯台
名称 茂津多岬灯台/もったみさきとうだい
所在地 北海道島牧郡島牧村持田
関連HP せたな町公式ホームページ
ドライブで 道央自動車道八雲ICから約91km、札幌南ICから約205km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 第一管区海上保安本部 TEL:0134-27-0118(灯台)/せたな町瀬棚総合支所 TEL:0137-87-3311(茂津多林道)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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