天喜3年(1055年)、源頼義の勧請と伝えられる古社が福島県喜多方市の新宮熊野神社。寝殿造りの主殿の形式(藤原時代の貴族の住宅建築)を色濃く残した長床(ながとこ/国の重要文化財)で知られる社ですが、境内には樹齢800年という大イチョウがあり、例年11月中旬~下旬の見頃の時期にライトアップも行なわれています。
紅葉時期にはライトアップも実施
樹齢は600年とも800年と推測される大イチョウですが、何のために植栽されたのかは謎です。
もし800年とすれば、佐原義連の孫・新宮時連が新宮城を神社近くに築いたのが建暦2年(1212年)なので、何らかの関連があるのかもしれません。
長床前にある大イチョウは、高さ30m、根元周り8.1mという巨木です。
長床の大イチョウ(新宮熊野神社) DATA
名称 | 長床の大イチョウ(新宮熊野神社)/ながとこのおおいちょう(しんぐうくまのじんじゃ) |
所在地 | 福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258 |
関連HP | 喜多方観光物産協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR喜多方駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 磐越自動車道会津坂下ICから約14km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 新宮地区重要文化財保存会TEL:0241-23-0775/FAX:0241-23-0775 |
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