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野口雨情生家・資料館

野口雨情生家・資料館

北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われる野口雨情は、茨城県多賀郡磯原町(現・北茨城市)の廻船問屋を営む名家に明治15年5月29日に生誕。その生家は現存し、資料館になっています。磯原の海を望むように建つ雨情の生家はかつて水戸徳川家藩主の御休息所で「観海亭」と呼ばれています。

水戸徳川家藩主の御休息所ともなった生家が記念館に

『十五夜お月さん』、『七つの子』、『赤い靴』、『青い眼の人形』、『シャボン玉』、『こがね虫』、『あの町この町』、『雨降りお月さん』、『証城寺の狸囃子』、『波浮の港』、『船頭小唄』など代表作は数多く、三朝温泉の『三朝小唄』、因州若桜(鳥取県若桜町)の『若桜小唄』などご当地ソングも制作しています。

野口雨情がその頭角を現したのは、大正時代。
大正4年に妻と別れ、痔の湯治のために訪れたいわき湯本温泉の置屋「柏屋」の女将、小すみと3年半の同居生活を送り、大正8年に水戸で、中里つると再婚。
大正10年以降に童謡集「十五夜お月さん」、『七つの子』、『赤い靴』、大正11年『シャボン玉』、大正13年『波浮の港』、『證城寺の狸囃子』と続々と名作を世に出しています。

昭和18年、軽い脳出血で倒れ、昭和19年、栃木県河内郡姿川村鶴田(現・宇都宮市鶴田町1744)に戦火を避けて疎開。
昭和20年1月27日没。

野口雨情生家・資料館
名称 野口雨情生家・資料館/のぐちうじょうせいか・しりょうかん
Noguchi Ujo Birthplace · Museum
所在地 茨城県北茨城市磯原町磯原73
関連HP 北茨城市公式ホームページ
電車・バスで JR磯原駅から徒歩15分
ドライブで 常磐自動車道北茨城ICから約4km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 野口雨情生家・資料館 TEL:0293-42-1891
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

野口雨情記念館(北茨城市歴史民俗資料館)

2018年1月18日

 

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