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阿弥陀寺のしだれ桜

阿弥陀寺のしだれ桜

茨城県那珂市の阿弥陀寺は、親鸞二十四輩のひとり、定信が建保5年(1217年)に大山(桂村=親鸞が10年ほど滞在)に開いた名刹。阿弥陀寺のしだれ桜は、元禄11年(1698年)、徳川光圀(水戸光圀)が阿弥陀寺にお成りになった時に手植えされたとも伝わりますが、推定樹齢は300年といわれています。

徳川光圀手植えの伝承も

徳川光圀の参詣は記録に残されているため、手植え伝承が正しい可能性も。
見頃は例年4月上旬頃で、『阿弥陀寺桜まつり』が開かれライトアップも実施。

阿弥陀寺は、明徳3年(1392年)、額田城主・小野崎徒通に請われて、額田城内堀の内に遷って、額田城の守護寺となり、その後、小野崎氏が佐竹氏に佐竹氏に臣従したため、佐竹氏の秋田移封にともなって小野崎氏とともに秋田に移りましたが、まもなく帰国し、額田の旧地に再興するという歴史を有しています。

那珂八景「額田の晩鐘」に数えられる鐘楼も絵になる鐘なのでお見逃しなく。

ちなみに茨城県では「外大野のしだれ桜」(大子町)も徳川光圀お手植えという伝承が。

阿弥陀寺のしだれ桜 DATA

名称 阿弥陀寺のしだれ桜/あみだじのしだれざくら
所在地 茨城県那珂市額田南郷375
関連HP 那珂市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR水郡線上菅谷駅からバスで15分
ドライブで 常磐自動車道東海スマートICから約4.3km。または、那珂ICから約8.1km
駐車場 参詣者専用駐車場を利用
問い合わせ TEL:029-298-7505/FAX:029-298-7311
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

外大野のしだれ桜

2019年3月3日

 

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