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偕楽園の左近桜

偕楽園の左近桜

茨城県水戸市、「日本三名園」に数えられる偕楽園は梅で有名ですが、偕楽園内の見晴広場に咲くヤマザクラの巨樹が左近桜(さこんのさくら)。昭和38年に京都御所・紫宸殿(ししんでん=内裏の正殿)の左近桜を株分けしたもので、樹高16mもの巨桜です。

御所・紫宸殿の「左近の桜」を株分け

偕楽園の左近桜は、平安京の内裏にある紫宸殿前にある桜。
右近橘(うこんのたちばな)と対を成し、殿上で儀式のある時に桜の側に左近衛の陣を敷いたことが名の由来で、その後何代にもわたって咲き誇っています。

偕楽園を造園した徳川斉昭(とくがわなりあき=最後の将軍・徳川慶喜の父)は、左近衛権中将(さこんえごんのちゅうじょう=禁中の警固を行なう左近衛府の次官)を任官していました。

偕楽園では3月下旬に入り梅の最盛期が終わると『水戸の桜まつり』が開かれます。

偕楽園の左近桜
名称 偕楽園の左近桜/かいらくえんのさこんざくら
所在地 茨城県水戸市見川1-1251
関連HP 偕楽園公式ホームページ
電車・バスで JR水戸駅から茨城交通バス偕楽園行きで17分、終点下車、すぐ
ドライブで 常磐自動車道水戸IC約8.6km、北関東自動車道水戸南ICから約8.5km、茨城町東ICから約8.8km
駐車場 偕楽園下駐車場(200台/有料)
問い合わせ 偕楽園 TEL:029-244-5454/FAX:029-244-5866
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

偕楽園

幕末の名君として知られる第9代水戸藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)が天保13年(1842年)に民衆とともに楽しむために造園した庭園。100品種3000本にも及ぶ梅林が圧巻。開花期も長く、2月中旬〜3月まで美しい梅の花が次々に咲き楽しむこと

 

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