下総国猿島郡(現・茨城県坂東市逆井)にあった戦国時代の平城。天正5年(1577年)、玉縄城主・北条氏繁(ほうじょうやすしげ)が、北条氏の北関東への攻略の拠点として築城していますが、天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原攻めで、廃城となっています。現在は逆井城跡公園として整備され、主殿、二層櫓、櫓門などが復元されています。
櫓が復元され、戦国時代にタイムスリップ!
享徳年間(1452年〜1454年)、室町幕府創設の功労者のひとり、小山義政(おやまよしまさ)の五男・小山常宗がこの地を領有し、逆井氏を名乗り居城にしたのが始まり(古逆井城)。
その古逆井城の遺構の上に、築かれた後北条氏の中世的な城郭が逆井城。
空壕や土塁が残されています。
逆井城跡公園の復元された建築物は、発掘調査に基づいた入念な時代考証のもとに復元されたもので、城跡公園にありがちな観光目的の復興天守などではありません。
復元位置をずらして遺構の保存が図られているのも特長です。
西二ノ曲輪には、関宿城の薬医門、復元された古河城書院礎石などが移築復元されています。
桜が植栽され、開花期には『坂東さくらまつり』も開催されています。
平成28年のNHK大河ドラマ『真田丸』のロケ地となり、信濃・海津城の外観として使われています。
逆井城 | |
名称 | 逆井城/さかさいじょう |
所在地 | 茨城県坂東市逆井1262 |
関連HP | 板東市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 圏央道境古河ICから約6km |
駐車場 | 逆井城跡公園駐車場(100台/無料) |
問い合わせ | 板東市観光協会 TEL:0297-20-8666 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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