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金澤神社

金澤神社

石川県金沢市に鎮座する金澤神社は、加賀11代藩主・前田治脩(まえだはるなが)の命で、現在の兼六園内、金城霊沢(きんじょうれいたく)に藩校・明倫堂が開校した寛政6年(1794年)に造営された神社。藩校・明倫堂の学業成就を祈念して学問の神様、菅原道真を主祭神として祀っています。

金沢の地名の由来となった金城霊沢に隣接

12代藩主・前田斉広(まえだなりなが)が文政5年(1822年)に造営した隠居所「竹沢御殿」の鎮守となり、竹沢御殿御鎮守天満宮と称していました。

江戸時代後期には兼六園の整備が進み、前田斉広が藩校を移転させていますが、歴代藩主は兼六園探勝の折に、神社に参拝し、加賀藩内の安寧(あんねい)を祈るのを常としていました。
明治7年、兼六園公開とともに竹沢天神から金澤神社に改称。

金澤神社は、兼六園の随身坂口に位置し、兼六園見学の途中なら、入場券を提示すれば、兼六園への再入園が可能。
金沢の地名の由来になったという湧水、金城霊沢(きんじょうれいたく)も隣接しています。

毎年6月初旬に行なわれる『金沢百万石まつり』では、初日・金曜日の「お水とりの儀式」は、金城霊沢の水を金澤神社の宮司が柄杓(ひしゃく)ですくい、奉納する儀式です。

金澤神社
名称 金澤神社/かなざわじんじゃ
所在地 石川県金沢市兼六町1-3
関連HP 金澤神社公式ホームページ
電車・バスで JR金沢駅から北陸鉄道バス小立野・大学病院前方面行きで14分、出羽町下車、徒歩5分
ドライブで 北陸自動車道金沢西ICから約8.3km、金沢東ICから約5.8kmで県営兼六駐車場
駐車場 県営兼六駐車場(554台/有料)
問い合わせ 金澤神社 TEL:076-261-0502/FAX:076-261-0539
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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