岩手県盛岡市、北上川五大ダムに数えられる北上川水系雫石川(しずくいしがわ)を堰き止めた御所ダム。ダム湖の御所湖は、ダム湖百選にも選定され、湖畔には御所湖広域公園が広がり、つなぎ温泉がありますが、つなぎ大橋のつなぎ温泉側のたもとにあるのが、舟越保武作、シオンの像です。
地元盛岡市は「みちのく三大 湖の彫刻」とPR
岩手県道258号(繋温泉線)は、つなぎ大橋でつなぎ温泉へと渡り、小岩井牧場とを結んでいますが、橋のたもと、湖畔の園地に立つのが、『シオンの像』。
岩手県二戸郡一戸町出身の彫刻家・舟越保武(ふなこしやすたけ)制作のブロンズ像で、舟越保武は、田沢湖の『たつこ像』で有名。
十和田湖畔に立つ高村光太郎の傑作『乙女の像』と、田沢湖畔の『たつこ像』とともに「みちのく三大湖の彫刻」とも呼ばれています。
『シオン』は、浦安市文化会館、横須賀市自然・人文博物館、神戸三宮にも配されています。
他の湖では、「みちのく三大湖の彫刻」という表現はしていないので、あくまで盛岡市の謳い文句ですが、盛岡市は「彫刻の街」と呼ばれるほど彫刻が多く、御所湖広域公園ファミリーランドにも宮沢賢治の像も立っています。
戦後の彫刻界を代表する彫刻家のひとり、舟越保武の作品は、岩手県民会館正面に『はばたき』、テレビ岩手庭園の『杏(あんず)』、盛岡城跡公園に『瀬川正三郎像』、岩手県営運動公園『青年の像』、岩手県立美術館『春』、旭橋のたもとに『青年』が立っています。
シオンの像 | |
名称 | シオンの像/しおんのぞう |
所在地 | 岩手県盛岡市繋清水端 |
関連HP | 盛岡市公式ホームページ |
電車・バスで | JR盛岡駅から岩手県交通バス鶯宿温泉行きで32分、繋温泉下車、徒歩1分 |
ドライブで | 東北自動車道盛岡ICから約10km |
駐車場 | つなぎ大橋南園地駐車場を利用 |
問い合わせ | 盛岡市観光課 TEL:019-626-7539/FAX:019-604-1717 |
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