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森鴎外のふるさと津和野を歩く〜ご縁の国しまね・石見の旅1

どうも、かつてはEXILE AKIRA似と言われたこともある熊山です。そんなAKIRAが観光プロモーションを担当する、島根県・石見エリアのプレスツアーに参加してきました。島根県といえば、右隣の鳥取県と並んで、日本でも有数の存在感が薄い県として有名ですが、とりわけ石見エリアは出雲エリアや隠岐エリアに比べてさらに知名度が低く、いわばマイナー中のマイナー。だって「石見」で「いわみ」って読めます? 世界遺産の石見銀山があるところですが、「石見」という文字列だけ取り出すと途端に読めなくなる。なぜ招待してもらってこんなひどいことが書けるかというと、ぼく自身、あらゆる都道府県ランキングで島根県、鳥取県と最下位を争いあっている徳島県出身だからです。共感力が違う。そんな石見エリアの旅1日目は、萩・石見空港から、島根県でもっとも西に位置する吉賀町旧柿木村と津和野町を巡ります。


本日の行程。ズームアウトするとわかりますが、県庁所在地より広島市や山口市の方が近い。

島根県吉賀町・古民家体験


空港から1時間、旧柿木村にIターンした女性が暮らす古民家で田舎暮らしを体験します。


おばあちゃん家みたいな古民家で、すすき茶と野草茶でおもてなし。


ランチは、吉賀町で穫れたお米で握られたおむすびと…。


揚げ立ての山菜の天ぷら! おっさんになると山菜がおいしくなるのはなぜだろう。


「お金がなくても雑草を食べればいいや」とのこと。なるほどです!


さらにご飯は続きます。雨が降っちゃったので里山の散策は中止して流しそうめんに。


流しそうめんはF1以上に撮影が難しいのではないか。どこにもピントあってねえ。


みんな縁側でほっこり。でも蚊取り線香を焚いてないと蚊が襲ってきます。


デザートにはすいかも出てきたよ。まさにおばあちゃん並みのホスピタリティ。


こうして島根では「しまね田舎ツーリズム」として体験型の民泊を案内しているそう。


ちなみにIターン後の収入源は、民泊やらバイトやら農作物・加工品の販売やらだとか。


最後にミニくまちゃんとパチリ。ごちそうさまでした!

日本遺産・津和野百景図を歩く


お隣の津和野町日本遺産センターへ。昨年初めて文化庁が認定したという日本遺産は──


幕末期、津和野藩内の景勝地や文化、習俗などを100枚の絵図にまとめた「津和野百景図」。


長州征討で中立を守った津和野は戦火をまぬがれ、古い町並みが残っているのだとか。


ほな街歩きへ。高津屋 伊藤博石堂のベストセラー胃腸薬「一等丸」。まだ現役。


酒蔵もありまして、こちら「初陣」を送り出す古橋酒造。


角打ちも可?と思いきや、これは町の四つ角にあったから「角酒場」と呼ばれたそう。


子供の頃を思わせるような路地の営みも魅力ですね。さすが山陰の小京都。


旧武家屋敷通りに突如あらわれる西洋ゴシック教会。津和野カトリック教会。


信じられるかい、このへん町役場エリアなんだぜ。古い建物をそのまま利用してます。


津和野川のほとりに出てきました。


いでたちがシャルル・フレジェのYOKAIに収蔵されそうな「鷺舞(さぎまい)」。


ここから太皷谷稲成神社に向かうのですが、ズルしてバスで山の上の本殿へGO。


津和野の町並みを見下ろすロケーション。


「稲荷」じゃなくて「稲成」なのがポイント。なくしたものを見つける神様だそうです。


ぼくは何をなくしたかな? 博士に間違って送ったピカチュウかな。


獅子舞みくじ200円を試す。


凶ってなかなか出ませんよね。


そうそう津和野百景図散策に便利なのが、こちらの無料アプリ。iOSとAndroid。


最後に森鴎外の旧宅を訪問。10歳で上京してから一度も帰省しなかったみたい。


コラ!たまには墓参りしなくちゃいけないなじゃないのよ。というわけで街歩き終了。

源氏巻オール食べ比べ&津和野の宿 よしのや


今宵のお宿は津和野の中心部にある「よしのや」さんです。


女子は自由に選べる浴衣が人気。部屋のアメニティを自由に持っていける部屋も良かった。


ペコちゃんだったんですが、夕食前に津和野銘菓「源氏巻」の全銘柄食べ比べ大会が…。


源氏巻とはすなわち細長いどら焼き。蜜月堂と藤村山陰堂が好みの味でした。


晩ご飯は、郷土料理酒蔵鍋やのどぐろ煮などなど石見の海幸・山幸がドカーン。


とりわけ和牛瓦焼きがうめえ! この瓦は石見エリアでお馴染みの石州瓦ですな。


津和野は日本三大芋煮のひとつなのだとか。山形と、もうひとつは愛媛県大洲市なんだって。


シメは「うずめ飯」。贅沢品を椀底に隠したのが由来ですが、隠れていたのはかまぼこ…。


最後にミニくまちゃんチルドレン・ユウコアラと団子もってパチリ。腹一杯だよ!


でもこれで取材は終わらず、22時までライトアップされた津和野の町を歩くよ。


トップ写真は麓から境内まで続く稲成神社の千本鳥居なのでした。カニちゃんいた。


楽しくもへとへとになった1日。布団も源氏巻でした。

あらためて写真をアップしながらキャプションを書いてみると50枚近くもあり、本当に盛りだくさんな1日でした。この後リンク集を作るだけで1時間くらいかかりそうな気配。

とりわけ印象的だったのは、太皷谷稲成神社でしょうか。時間があれば表参道から千本鳥居の階段をあがって、昼食と夕食と源氏巻で大量に摂取してしまったカロリーを少しでも消化したかったところです。

つづく。

関連リンク
・ご縁の国しまね – 島根には本物がある | 島根県公式プロモーションサイト
しまね田舎ツーリズム ポータルサイト おいでよ!しまね
日本遺産 津和野今昔〜百景図を歩く〜
「日本遺産(Japan Heritage)」について|文化庁
(一社)津和野町観光協会ホームページ 【ゆ〜うにしんさい】
高津屋伊藤博石堂
古橋酒造 | 山陰の小京都、津和野。老舗の造り酒屋から。
教会案内 – 津和野カトリック教会公式ホームページ
太皷谷稲成神社
■島根県 津和野町 [施設案内・森鴎外記念館]
石州流自然共生の提案【屋根の学校】 石州瓦工業組合
津和野のお宿 よしのや

 

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