日本茶の三大産地とは!? TOPは静岡県ではありません!

普段飲んでいるお茶は、何県のお茶でしょう? 産地にこだわってネットで取り寄せる人もいますが、緑茶はおもに国内12県で生産されています。生産量の多い3県は、鹿児島県、静岡県、三重県での日本茶の三大産地と称されています。令和になって、鹿児島県が首位に! それぞれのブランドも紹介しましょう。

鹿児島県

知覧茶

一番茶の生葉生産量:4万5200t(前年比101%)/令和7年のデータ・以下同
荒茶生産量:8440t(前年比100%)
一番茶の摘採面積:7670ha(前年比98%)
おもなブランド:知覧茶(ちらんちゃ/かつての知覧茶、えい茶、川辺茶)、かごしま知覧茶
(通常の2倍の時間をかけて蒸す「深蒸し製法」が有名)
特徴:温暖な気候を活かし、4月上旬から新茶を摘採し(日本一早い新茶)、三番茶、四番茶、秋冬番茶まで長く生産することで、生産量とともに多様な茶葉を出荷しています。
とくに知覧茶を生産する鹿児島県南九州市は、市町村別で日本一の生産量を誇っています。
濃厚な甘みと爽やかな香り、それでいて飲みやすいため、若い世代に人気で、生産量が拡大、1位に躍り出ました。

静岡県

静岡茶

生産量:3万9900t(前年比78%)/令和7年のデータ・以下同
荒茶生産量:8120t(前年比81%)
一番茶の摘採面積:1万500ha(前年比91%)
おもなブランド:静岡茶、川根茶、掛川茶、東山茶
(煎茶や深蒸し茶のほか、藤枝市岡部町は高品質な玉露の名産地)
特徴:最後の将軍・徳川慶喜が駿府(現・静岡市)に隠居したこともあって明治初期に、牧之原台地に旧幕臣225戸が徳川家、新政府の援助のもと入植、茶の栽培を開始したという歴史があります。
かつて生産量の4割を占め、国内最大の茶産地として君臨した静岡県ですが、令和になって鹿児島県に首位を譲り、現在も摘採面積、生産量とも減少中。

三重県

伊勢茶

生産量:9880t(前年比92%)/令和7年のデータ・以下同
荒茶生産量:19404(前年比92%)
一番茶の摘採面積:2280ha(前年比100%)
おもなブランド:伊勢茶
(深蒸し茶)
特徴:東日本ではあまり知られていませんが、宮崎県や京都府を凌いで、第3位の生産量。
北勢地域の「かぶせ茶」、南勢地域の「深蒸し煎茶」に大分され、摘み採る前の茶葉に寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる布などを被せて栽培する「かぶせ茶」は日本一の生産量を誇っています。
二番茶までしか摘まないため、コクのある味わいが特徴です。

日本茶の三大産地とは!? TOPは静岡県ではありません!
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