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大人の休日倶楽部・山形県「やまがた出羽百観音篇」で紹介の若松寺はここ!

若松寺

吉永小百合が旅するテレビCMで注目のJR東日本大人の休日倶楽部。令和6年春に放送のCMは、山形県「やまがた出羽百観音篇」。ロケ地は、最上三十三観音札所の第一番・若松寺で、和銅元年(708年)、行基が開いたという伝説のある寺。「やまがた出羽百観音巡礼」のスタートにふさわしい寺です。

「やまがた出羽百観音巡礼」のスタートは天童市の若松寺

【JR東日本公式チャンネル】大人の休日倶楽部「やまがた出羽百観音篇」

観音菩薩は参拝者の願いに寄り添い、33の姿に化身し、人々を救うとされていることから、観音菩薩を祀る33ヶ所の観音堂を参詣し、現当二世安楽(げんとうにせいあんらく=現世と来世の安楽)を願う巡礼の旅が生まれました。
西国三十三所が平安時代の後期に始まり、室町時代に大内氏が周防国(山口県)に導入して周防三十三所が創設されました。
江戸時代には観音巡礼が隆盛し、関東の坂東三十三観音や秩父三十四箇所と併せて日本百観音と称されて、「巡礼講」が各地に組織されました。

山形県には最上、庄内、置賜(おきたま)と3つの三十三観音があり、その99ヶ所と日本で唯一、ひとつの県で百観音巡りが完結する地です。
なかでも村山地域と最上地域に札所を巡る最上三十三観音は、もっとも長い歴史を有し、第一番・若松寺(若松観音/山形県天童市)から三十三番・打ち止めの月蔵院(庭月観音/最上郡鮭川村)までの33ヶ寺と番外の天徳寺(世照観音/最上郡最上町)までの長旅となります。

大人の休日倶楽部・山形県「やまがた出羽百観音篇」で吉永小百合が旅した最上三十三観音第一番・若松寺(若松観音)の境内からは、月山、葉山、朝日連峰を眺望する絶景を得ることができます。
本尊は行基自刻と伝わる聖観世音菩薩で、良縁祈願にご利益があるとして有名。
絵馬の宝庫といわれ、千数百点の絵馬が奉納されています。

大人の休日倶楽部・山形県「やまがた出羽百観音篇」のCMで新緑時の画像だけ紹介されているのが、最上三十三観音・第五番札所の唐松観音、置賜三十三観音・第八番札所の深山観音、置賜三十三観音・第三十一番の五十川観音、庄内三十三観音・第二番札所の羽黒山金剛樹院で、ラストシーンが若松寺(若松観音)の境内からの絶景です。

山形県内が舞台となった大人の休日倶楽部は、山形県酒田「舞娘篇」、最上峡「巨木篇」、山形県:修験の山篇、山形県:山の港町篇、山形県:庄内 精進料理篇、山形県:蔵王の春篇があり、「やまがた出羽百観音篇」は、7回目の登場となります。

大人の休日倶楽部・山形県「やまがた出羽百観音篇」で紹介の若松寺はここ!
所在地 山形県天童市山元2205-1
場所 若松寺
関連HP 若松寺(若松観音)公式ホームページ
電車・バスで JR天童駅からタクシーで15分
ドライブで 東北中央自動車道天童ICから約8km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 若松寺 TEL:023-653-4138 FAX:023-653-2700
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

若松寺(若松観音)

山形県天童市にある和銅元年(708年)、行基開山と伝える古刹が若松寺(じゃくしょうじ/若松観音)。貞観2年(860年)、山寺を建立した円仁(慈覚大師)が山頂の堂を現在の地に移し、 伽藍を整備したと伝えられています。本尊は行基自刻と

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