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第99回謙信公祭|上越市|2024

謙信公祭

2024年8月24日(土)〜8月25日(日)、新潟県上越市で『第99回謙信公祭』が開催。戦国時代の名将、春日山城(かすがやまじょう)を拠点とした上杉謙信の遺徳を偲んで開催されます。『謙信公祭』では武田信玄と雌雄を決しようとした「川中島合戦の再現」がメインイベントになっています。

「川中島合戦の再現」は、戦国絵巻さながらの迫力

鎧兜に身を包み、槍刀を持った武者たちの「出陣行列」

1926年(大正15年)に始まったという『謙信公祭』。
2025年でなんと100回を数えるという伝統のまつりです。

8月23日(金)は前夜祭で、春日山神社でちょうちん行列、越後上越上杉おもてなし武将隊による演武、花火打上げ、春日山神社境内ライトアップなどが行なわれます。

8月24日(土)が出陣行列。
9:00〜春日山城周辺のかつての出城、砦から一斉に狼煙を上げ、風雲急なることを城下に告げます。
上杉軍各隊を演ずる武将(鎧兜に身を包み、槍刀を持った武者たち)が林泉寺前に参集し、出陣の儀を実施(14:20~14:40/みどころのひとつです)。

さらに上杉軍各隊の武将が春日山神社前に参集し、神社の祭神である謙信公に玉串を奉奠、出陣の安全を祈願(『出陣行列安全祈願祭』15:15~15:25)。

16:00〜勇壮な「出陣行列」で、春日山周辺(山麓線)を練り歩き街道の要所であがる鬨(とき)の声が会場に響き渡ります。

18:00~20:00には春日山城史跡広場を会場に、ハイライトの「川中島合戦の再現」。
上杉・武田両軍が駆け回り、戦況がまるで映画のストーリーのように進む「川中島合戦の再現」は、戦国絵巻さながらの迫力と臨場感で見る人を魅了します。

8月25日(日)は、謙信公みこし巡行(春日山神社~高志小学校区~岩木町内会~正善寺地区内)が行なわれます。
また春日山神社で上杉謙信も神仏に戦勝を祈りを捧げたという儀式を再現した『武禘式』(ぶていしき)、文化会館大ホールで各地の武将隊が集結する『武将隊大合戦-越後上越夏の陣-』も実施されます。

上杉謙信が居城とした春日山城は、1548年(天文17年)12月、長尾景虎(後の上杉謙信)が兄・長尾晴景から家督を相続し、入城。

「川中島合戦の再現」は臨場感たっぷりに展開
第99回謙信公祭|新潟県上越市|2024
開催日2024年8月24日(土)〜8月25日(日)、前夜祭8月23日(金)
所在地新潟県上越市中屋敷
場所春日山城跡・春日山城史跡広場
関連HP上越観光Navi謙信公祭公式ホームページ
電車・バスでJR直江津駅から頸城バス春日山線・教育大学線で16分、春日山下下車、本丸跡まで徒歩30分
ドライブで北陸自動車道上越ICから約7.7km、交通規制実施のため注意を
問い合わせ上越市観光振興課 TEL:025-526-5111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

春日山城

戦国の名将・上杉謙信が居城を構えた春日山。もとは越後守護・上杉氏の要害(ようがい)として南北朝時代の14世紀末に築かれ、守護代である長尾高景(ながおたかかげ)が住んだ鉢が峰城が前身。長尾為景、晴景、長尾景虎(上杉謙信)、上杉景勝と4代にわた

 

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