鹿児島を代表するデザートが「白熊」(氷白熊)。ふわふわかき氷にミルクシロップ、たっぷりのフルーツや寒天がのった「白熊」は、鹿児島市の名物のひとつ。元祖の天文館むじゃき本店は、1階が軽食・甘味の「白熊菓琲」、2階が「カジュアルレストラン Mujyaki」で、白熊だけが目的なら1階へ。
鹿児島を代表するデザート「白熊」発祥の店
昭和22年に当時の会長・久保武さんが大衆食堂「無邪気」時代に考案したもの。
昭和24年、販売が開始されましたが、販売開始当初は、白蜜、赤蜜をかけたみぞれだけのシンプルなものだったとか。
それでは甘すぎるということで、改良が続き、独特のさっぱりとしたミルク味に変化したのです。
さらになかにサイコロ型にカットしたフルーツと十六寸豆(とろくすんまめ=大福豆)を入れ、外側に、アンゼリカ、チェリー、レーズンをトッピングして、白熊の原型が生まれました。
上から見ると、チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が動物の白熊の表情に似ていることから、白熊というネーミングが生まれたのです。
半日以上かけて作る、練乳ベースのシロップは、2代目しかレシピを知らない一子相伝の味なのだとか。
白熊のほかにプリン白熊、チョコレート白熊、ヨーグルト白熊、コーヒー白熊、宇治金時、南海の黒熊などのバリエーションがあり、オンラインショップでも販売。
毎年6月1日〜30日に開催される『白熊誕生祭』では、誕生当初の白熊を再現した「なつかしろくま」を味わうことができます。
本店のほかでは、「天文館むじゃきアミュプラザ店」で味わうことができます(販売される店は多数あります)。
店舗で味わう白熊には、「レギュラーサイズだと大きすぎる」という人向けに、ミニサイズも用意されています。
天文館むじゃき本店 | |
名称 | 天文館むじゃき本店/てんもんかんむじゃきほんてん |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市千日町5-8 |
関連HP | 天文館むじゃき公式ホームページ |
電車・バスで | 鹿児島市電天文館通電停から徒歩3分 |
ドライブで | 九州自動車道鹿児島ICから約5km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 天文館むじゃき本店 TEL:099-222-6904/FAX:099-222-8379 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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