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唐仁古墳群

唐仁古墳群

唐仁古墳群(とうじんこふんぐん)は「古墳の町」と呼ばれる鹿児島県肝属郡東串良町(ひがしくしらちょう)にある日本南端の畿内型(ヤマト王権との密接な関係のあった首長)の大古墳群唐仁、小新地、大塚、大塚原地区に137基の古墳が点在する鹿児島県最大の古墳群で、国の史跡。

ヤマト王権の影響が南九州まで及んだ証拠の古墳群


5世紀〜7世紀に築造された古墳時代前期のもので、南九州では古墳時代の初期から権力を手にした首長が古墳を築いていたことがわかります。

137基のうち4基の前方後円墳を除く133基が円墳。
前方後円墳の1号墳は、唐仁大塚古墳と呼ばれ墳丘長185m、高さ10.9mの壮大なもの。
唐仁大塚古墳には古墳をご神体とした大塚神社が鎮座しています。

唐仁古墳群、岡崎古墳群(鹿屋市串良町)、塚崎古墳群(肝付町高山・国指定史跡)、横瀬古墳(大崎町・国指定史跡)、飯盛山古墳(志布志市志布志町ダグリ岬)のある大隅半島肝属平野は古墳築造南限エリアですが、どのような人物が埋蔵されているのかは未だに謎で、今後の解明が待たれるところ。

特徴としては土を高く盛り上げて造る高塚墳(たかつかふん)で、高塚墳は畿内に集中するため畿内型古墳とも呼ばれています。
3世紀末に機内で成立したヤマト王権の影響が南九州まで及んだ証拠といわれ、その文化は佐賀、熊本から薩摩半島西岸沿いに伝播したルートと宮崎から大隅半島東岸沿いに伝播したルートの2つが想定されています。

唐仁古墳群
名称 唐仁古墳群/とうじんこふんぐん
所在地 鹿児島県肝属郡東串良町新川西
関連HP 東串良町公式ホームページ
電車・バスで JR志布志駅からタクシーで30分
ドライブで 垂水港から約35km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 東串良町社会教育課 TEL:0994-63-3134
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

唐仁大塚古墳

鹿児島県東串良町(ひがしくしらちょう)にある、墳丘長140mという九州第3位の巨大な前方後円墳が唐仁大塚古墳(とうじんおおつかこふん)。130基の古墳で構成される唐仁古墳群(国の史跡)の主墳(1号墳)にもなっています。大隅半島、志布志湾に臨

 

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