鹿児島県大島郡喜界町阿伝、喜界島の東岸(太平洋側)、阿伝地区には昔ながらのサンゴの石垣が現存。台風が多い土地ならではの工夫で、集落を守るように、高く積まれた石垣とガジュマルの木が続く独特な集落景観を醸し出しています。
喜界島「シマあるき」コースのひとつ
奄美群島や沖縄では、サンゴの石垣にはハブが棲みつきますが、喜界島にはハブがいないので保存状態もいいのだとか(奄美群島でハブが生息するのは奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島で、喜界島、沖永良部島、与論島には生息しません)。
サンゴの石垣は、喜界島の各地で見かけることができる貴重な文化遺産ですが、とくに太平洋で発達する台風の影響を受けやすい阿伝地区は、頑強なサンゴの石垣が残されています。
喜界島「シマあるき」のひとつ、阿伝(アディン)コースにもなっていて、喜界町観光協会でシマあるきガイド「よんよ~り喜界島」を依頼することも可能です(料金が手軽なので予約をおすすめします)。
喜界島の民俗学・説話研究者、喜界島方言の研究で知られる岩倉市郎(いわくらいちろう)はこの阿伝出身です。
サンゴの石垣 | |
名称 | サンゴの石垣/さんごのいしがき |
所在地 | 鹿児島県大島郡喜界町阿伝 |
関連HP | 喜界町公式ホームページ |
ドライブで | 喜界空港から約10km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 喜界町企画観光課 TEL:0997-65-1111/FAX:0997-65-4316 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag