1月4日、東金市の貴船神社で『御神的神事』(おまとしんじ=通称・お歩射)が齋行されます。慶安4年(1651年)に創始された神事。2軒ずつ交替で携わる御歩射当番(おびしゃとうばん)の引き継ぎをする際、2羽の八咫鳥(やたがらす=神話では神武天皇を熊野から大和へと導いたとされる)を描いた的に矢を射って豊凶を占う伝統行事です。
御歩射(おびしゃ)で、12本の矢を放ち、その年の農作物の豊凶を占う
矢を扱う人は的子と呼ばれ、7歳から15歳までの少年1人がその重責を担います。
実際に矢を放つのは、的子の「取上」役をした取上爺が行ない、1本目の矢は神矢で空に向かって放ち、この後的に12本の矢を射かけます。
神事に使用する弓、矢、弦などは、福を招き禍を除く護符として、神事後に信者に授与。
貴船神社は文治2年(1186年)、西行が東国巡礼の際、山辺赤人、小野小町の旧跡を訪ねてこの地に来た際に創建したと伝えられる古刹。
地元ではいぼ取りに効く「いぼ神様」として有名です。
貴船神社『御神的神事』|東金市 | |
開催日 | 1月4日 |
所在地 | 千葉県東金市山田295 |
場所 | 貴船神社 |
関連HP | 東金市公式ホームページ |
電車・バスで | JR東金線東金駅から千葉フラワーバスで山田坂下下車、徒歩10分 |
ドライブで | 千葉東金道路・圏央道東金ICから約2km |
問い合わせ | 東金市教育部生涯学習課文化学習振興係 TEL:0475-50-1187/FAX:0475-50-1294 |
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