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佐賀・長崎地区で国鉄時代の「キハ47形気動車」が引退

JR九州は2025年7月1日(火)、佐賀・長崎地区にYC1系車両(近郊型ディーゼルエレクトリック車両)を7両追加導入しますが、これによりYC1系車両59両体制となり、国鉄時代から使われてきたキハ47形気動車が引退となります。国鉄時代の車両は、観光列車「ふたつ星4047」のみということに。

観光列車「ふたつ星4047」を残し、国鉄時代の車両が全廃

YC1系車両(近郊型ディーゼルエレクトリック車両)

対象となる線区は長崎本線(江北駅~諫早駅~長崎駅)、佐世保線(江北駅~佐世保駅)、大村線(早岐駅~諫早駅)で、これにより佐賀・長崎地区で活躍するキハ47形10両はすべて引退となります。

6月をもって乗り納め、引退となるキハ47形10両は、国鉄時代の昭和54年〜昭和55年に製造された車両で、もともとは新潟で運用されていた車両も。
エンジンの換装を経て九州島内で活躍していました。

引退する10両のうち、2両(キハ47 9041+キハ47 8076)は「ChooChoo西九州TRAIN」として佐世保市出身のEXILE TAKAHIRO氏による佐賀・長崎をイメージしたデザインが施された車両で、その他の車両は、沿線の有明海をイメージした青一色に塗装。

キハ47形は、気動車ファンには人気の高い車両ですが、佐賀・長崎地区を走る旧国鉄時代の車両は、キハ40形・47形を改造した観光列車「ふたつ星4047」のみとなります。

キハ47形にはボックス席もあり、車窓からのんびりと景色を眺めることができましたが、YC1系車両は通勤電車のようなロングシート。
旅の情緒は少し失われる感じとなります。

気動車ファンに人気がある観光列車「ふたつ星4047」
佐賀・長崎地区で国鉄時代の「キハ47形気動車」が引退
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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