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ヤビツ峠

ヤビツ峠

神奈川県秦野市、神奈川県道70号(秦野清川線)にある海抜761mの峠、ヤビツ峠。丹沢山系の三ノ塔(1204.7m)と大山(1252m)の鞍部に位置する峠で、マイカーなどで丹沢を越えることのできる唯一のルートで、丹沢大山国定公園で、車で到達できる最高所にもなっています。

ロードバイクのヒルクライムで有名な峠

ヤビツ峠から大山まで(イタツミ尾根)徒歩1時間20分、塔ノ岳まで(表尾根縦走)は徒歩4時間40分と登山口としても好立地なので、24時間開放される無料の駐車場がありますが、登山シーズンには、かなり早い時間に満車に。
また、神奈川県道70号(秦野清川線)を走るサイクリストも数多いので、運転は慎重に(ロードバイクのヒルクライムで有名です)。
秦野側から登るルートを「表ヤビツ」、宮ヶ瀬側からのアプローチは「裏ヤビツ」と通称されています。

小田急線秦野駅からは神奈川中央交通の路線バスも運転されています(蓑毛経由ヤビツ峠行き)。
ただし平日には2往復しかないので注意が必要。

ヤビツ峠自体は眺望はありませんが、観光施設「ヤビツ峠レストハウス」も整備され、カレーライス、豚汁など軽食の用意もあります。

峠までのドライブでもの足りない場合は、塔ノ岳方面へ45分ほど歩いた岳ノ台を目指すのも手。
岳ノ台の展望台からは、富士山や表尾根、丹沢三峰、大山などが一望にできます。

旧ヤビツ峠は、現在のヤビツ峠の西側にあり(岳ノ台への途中にある標高800mの鞍部)、その本来の峠で、永禄12年(1569年)、甲斐の武田信玄と小田原の北条氏邦(ほうじょううじくに=北条氏康の五男)が争った三増峠の戦い(みませとうげのたたかい)で用いられたと推測される矢櫃(やびつ=矢を入れる箱)が出土したことが地名の由来です。

ヤビツ峠
名称 ヤビツ峠/やびつとうげ
所在地 神奈川県秦野市寺山
関連HP 秦野市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 小田急線秦野駅から神奈川中央交通バスヤビツ峠行きで約45分、ヤビツ峠下車
ドライブで 東名高速道路秦野中井ICから約15km
駐車場 30台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

菜の花台展望台

神奈川県秦野市、秦野市街からヤビツ峠へ向かう神奈川県道70号(秦野清川線)途中にある展望スポットが菜の花台展望台。眼下に弘法山、秦野盆地、遠く相模湾、江ノ島、箱根の山々、富士山を一望にします。トイレも整備され、湘南平(平塚市・大磯町)に次ぐ

大山(丹沢)

山にかかる雲により、地元の人が天気の予測に、海上からは位置を知る目印として使われてきた丹沢の霊峰が大山(標高1252m)。明治初年の神仏分離以前、中世、近世の神仏習合時代には、山中の大山寺に祀られる不動明王、山頂に祀られた石尊大権現の霊験か

塔ノ岳

神奈川県秦野市・愛甲郡清川村・足柄上郡山北町の境にあるのが、標高1491mの塔ノ岳。丹沢山塊は表丹沢の主峰で、丹沢では最も人気のある山。山頂からは富士山、丹沢山塊の山並み、相模湾など360度の眺望があり、「尊仏山荘」が営業しています。山荘に

 

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