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逸見駅

逸見駅

神奈川県横須賀市東逸見町2丁目にある京浜急行電鉄本線の駅が、逸見駅(へみえき)。昭和5年4月1日、京浜急行電鉄の前身、湘南電気鉄道の駅として開業した駅で、山が迫る横須賀の谷間に築かれているため、連続するトンネルの途中で、ホームもカーブしています。京急の難読駅名のひとつ。

横須賀市の谷戸に築かれた駅で、両側にトンネルが連続!

安針塚駅方面の4連続トンネル

ホームを挟んで、中央2線が通過線ですが、カーブしているため通過線でも上り線40km/h、下り線65km/hの速度制限があります。

難読地名は、雨が降ると水が上がりやすい逸水(へみ)に由来する地名で、後に逸見に転じたと推測されています。
江戸時代には、三浦郡逸見村で、徳川家康に信任されたイギリス人、ウィリアム・アダムス(William Adams)は、逸見村に250石の領地を与えられ、三浦按針と名乗っています。

逸見駅上りホームの横浜・品川方面行きの端からは、京急18号(逸見第2隧道)、17号、16号、安針塚駅横の15号と4連続トンネルを眺めることができます。
逆に浦賀側にも京急19号(逸見第1隧道)があります。
いずれも昭和5年の湘南電気鉄道開通に合わせて掘削されたトンネルです。

逸見駅は普通列車のみ停車で、快特や特急が通過線を走り抜け、トンネルに入っていきます。

逸見駅
名称 逸見駅/へみえき
所在地 神奈川県横須賀市東逸見町2-18
関連HP 京浜急行公式ホームページ
問い合わせ 京急ご案内センター TEL:03-5789-8686・TEL:045-225-9696
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

京浜急行 難読駅名 9選

関東の私鉄でもっとも難読駅名が多いのが、京浜急行電鉄。なかでも難読性の高い9駅をノミネート。明治34年2月1日開業の雑色(ぞうしき)はその筆頭で、平安時代に雑役に従事した下級の役人に由来する地名。各駅の駅名(地名)の由来に関してはリンク先の

逸見浄水場

神奈川県横須賀市西逸見町2丁目にある大正10年に海軍が建設した水道施設が、逸見浄水場(へみじょうすいじょう)。現在は現役を退き、逸見総合管理センターの一部、災害時における給水拠点として機能していますが、往時には相模川支流・中津川の水を引水し

追浜駅

神奈川県横須賀市追浜町3丁目にある京浜急行電鉄本線の駅が、追浜駅(おっぱまえき)。昭和5年4月1日、京浜急行電鉄の前身、湘南電気鉄道時代に開業した駅で、特急停車駅。大正5年、海軍航空隊が追浜と呼ばれる海岸に置かれて、有名になった地名です。京

 

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