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小田原ちょうちん灯台(小田原港2号防波堤灯台)

小田原ちょうちん灯台

神奈川県小田原市早川、早川港から突き出した堤防上にある小田原港2号防波堤灯台が、小田原ちょうちん灯台。すぐ横(早川港側)を西湘バイパス石橋支線の小田原ブルーウェイブリッジがまたいでいます。「小田原ちょうちん」をテーマにした小田原らしいデザイン灯台で、被写体としても人気です。

小田原港(早川漁港)の入口に紅白のちょうちん灯台が!

小田原ブルーウェイブリッジと小田原ちょうちん灯台

平成11年3月10日に初点灯したデザイン灯台が、小田原ちょうちん灯台。
「天下の険」と称された箱根越えをする旅人に愛用された「小田原ちょうちん」は、「道中の魔除け」、「携帯に便利」、「丈夫でしっかりしている」を三徳に掲げてPR、全国的にも有名になったのです。

その「小田原ちょうちん」にあやかって、道中・海上安全の願いを込めて建設されたのが小田原ちょうちん灯台。
早川漁港の階段護岸から撮影すると、小田原ちょうちん灯台を、本物のちょうちんのように片手に持っているような写真を撮ることもできます。

塔高10.82m、平均海面から灯光までの高さ(灯火標高)17.76m、光達距離は8.5海里(15km)です。

ちなみに、北側の小田原港1号防波堤灯台(平成10年初点灯)は赤色に塗装され、赤白のちょうちん灯台がペアで存在しています。

灯台の建つ防波堤は危険防止で立入禁止のため、残念ながら灯台に近づくことはできません。
防波堤の横に巨大な消波ブロックが並び、その隙間に転落すると脱出できない恐れがあり、非常に危険なのです。
このため、消波ブロックが設置されている場所は、全面的に立入禁止、さらに防波堤についても、海面からの高さが10mを越える場所があり、立入禁止になっています。

湘南海岸のデザイン灯台は、小田原ちょうちん灯台(小田原港2号防波堤灯台)のほか、葉山港A防波堤灯台湘南港灯台(江ノ島ヨットハーバー)、大磯港西防波堤灯台、小田原ちょうちん灯台(小田原港新第1号防波堤灯台)があります。

小田原ちょうちん灯台(小田原港2号防波堤灯台)
名称 小田原ちょうちん灯台(小田原港2号防波堤灯台)/おだわらちょうちんとうだい(おだわらこうだいにごうぼうはていとうだい)
所在地 神奈川県小田原市早川
関連HP 神奈川県公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

小田原ちょうちん灯台(小田原港新第1号防波堤灯台)

神奈川県小田原市早川、小田原港(早川漁港)にあるデザイン灯台が、小田原ちょうちん灯台(小田原港新第1号防波堤灯台)。港湾部の東に赤色の第1号、西に白色の第2号があり、ペアで赤白の小田原ちょうちんを表現しています。残念ながら防波堤先端部は立入

大磯港西防波堤灯台

神奈川県中郡大磯町大磯、大磯港から突き出した防波堤の先端にあるのが、大磯港西防波堤灯台。基部のほうが狭く、上部が広いという逆末広がりで、大磯の未来を象徴させたデザイン灯台で、湘南海岸では早川港のおだわら提灯灯台などとともに、注目のデザイン灯

関東周辺デザイン灯台 全9基

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