高知県日高村の沖名地区にある石灰洞が猿田洞(猿田石灰洞)。安政5年(1858年)に地元の農民・虎之丞により発見されたという洞窟です。その昔、日高村の小作人の子で地元では義賊として知られる日下茂平がこの洞で仙人に出会い忍術を習ったという伝説も残されています。総延長は1422mでうち200mが見学コース。
入洞には日高村教育委員会に事前連絡が必要
洞内からは、明治38年、20万年前に棲息した有蹄類の一種、赤鹿の遺骨が発見されており(近年の研究で赤鹿の遺骨に関しては疑問視されています)、現在もコウモリ、ナマズ、昆虫などが棲息。
洞内温度は14度〜15度で一定です。
入洞の際は事前に日高村教育委員会に連絡し、2名以上で入洞すること。
洞内は照明設備はないので、懐中電灯を持参し、滑りにくい靴、動きやすく汚れても良い服装で入洞のこと。
可能ならヘルメットも持参を。
見学可能部分にはハシゴやロープの設置はありますが、安易な気持ちでの入洞は無理。
日高村の案内人クラブによるケイビング体験もあるので、興味がある場合には「村の案内所ひだか」に連絡を。
画像協力:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
猿田洞(猿田石灰洞) | |
名称 | 猿田洞(猿田石灰洞)/さるだどう(さるだせっかいどう) |
所在地 | 高知県高岡郡日高村沖名猿田 |
関連HP | 日高村公式ホームページ |
電車・バスで | JR日下駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 高知自動車道伊野ICから約13km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 日高村教育委員会 TEL:0889-24-5115 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag