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房総里山トロッコ、11月に運転再開|2024

里山トロッコ列車

小湊鐵道DB4形機関車の不具合で長期運休していた小湊鐵道(五井駅~養老渓谷駅間)の里山トロッコ列車ですが、当初の9月下旬運転再開予定には間に合わず、紅葉シーズンにあわせての運転再開となりました。2024年秋は、11月16日(土)、11月30日(土)、12月7日(土)の延べ3日運転される予定です。

外見はSLですが、実際はクリーンな排気のディーゼルカー

トロッコ列車を牽引する機関車は、かつて小湊鐵道で活躍した4号車、大正12年製のC型コッペル蒸気機関車をリアルに再現したもの。
C型コッペル蒸気機関車は新潟県の頸城鉄道(くびきてつどう)、長野県・木曽谷の王滝森林鉄道などでも活躍した機関車です。

それを模した小湊鐵道DB4形機関車は、外見は蒸気機関車のようですが、実際にはボルボ製クリーンディーゼルエンジンを搭載したディーゼルカー。
そのためDB4形機関車という名称になっています(SL型DL=北陸重機工業製、最高運転速度は40km/h)。
倉庫で眠っていた大正時代の汽笛をそのまま搭載するというこだわりで、汽笛は往時のままに里山に響き渡ります。
煙突からは発煙装置による煙が出る、ドレンコック(ドレーン=排気)からもエアーの噴出が可能な仕組みでSLさながら。

トロッコ客車は4両編成で、中間2号車と3号車が開放感抜群の「展望車」となっています。
中間2号車と3号車は、窓も取り去り大開口を実現している名物車両となっています。
座席は、全席天然木を使用するというこだわり。

乗車定員は展望車40名、窓付き車32名の72名です。

トロッコ指定席券web予約の方法は!?

乗車前日から起算して30日前の午前0:00から乗車前日の23:59まで予約可能。
予約には、GoogleのメールまたはAppleのメールいずれかのメールアドレスが必要で、支払い方法はクレジットカード払い(1回払い)のみ。
一度の予約で1座席~24座席まで、予約が可能(座席数の減数は、1座席あたり220円のキャンセル料が発生)。

チケットの利用にはスマートフォンが必須です。

房総里山トロッコ、11月に運転再開|2024
開催日時 2024年11月16日(土)、11月30日(土)、12月7日(土)
所在地 千葉県市原市五井中央東1-1-2〜朝生原177
場所 小湊鐵道(五井駅~養老渓谷駅間)
関連HP 小湊鐵道公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

小湊鐵道が秋の里山にキハ40「観光急行列車」運転|2024

関東で国鉄キハ40系気動車が現役で活躍するのは、小湊鐵道(五井駅〜上総中野駅)だけ。2024年の秋も10月〜12月15日の各日曜と、11月23日(土・祝)にキハ40型車両「観光急行列車」(全車指定席)を運転。クロスシートでゆったりと沿線風景




 

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