サイトアイコン ニッポン旅マガジン

小坂七夕祭|小坂町

小坂七夕祭

毎年8月第1土・日曜、秋田県小坂町で『小坂七夕祭』が開催されます。明治末期、小坂鉱山に出稼ぎに来ていた青森あたりの鉱夫たちが故郷を偲んで始められたといわれ、『青森ねぶた』の流れをくむといわれる武者人形や、マンガの主人公などアイディアに富む山車が、独特の小坂囃子にのって町内を練り歩きます。

小坂鉱山全盛期に始まった「小坂流ねぶた」

小坂鉱山は明治34年、銀の生産高が日本一の鉱山となるなど繁栄し、現存する旧小坂鉱山事務所(明治38年築)、芝居小屋「康楽館」(明治43年築)などが建てられました。
その頃、青森出身の鉱夫が七夕に地元のねぶたを偲び、花輪ねぷたを真似たりして、鉱山犠牲者の供養などを込めて始めたものだといわれています。
大太鼓、小太鼓と鉦(鉱山鉄道のレールを裁断したもの)を囃子に武者絵などが描かれた大灯籠を台車に乗せて引き回します。

参加する山車が一堂に会する2日目、日曜18:30〜の合同運行が一番の見所

小坂七夕祭|小坂町
開催日時 毎年8月第1土・日曜
所在地 秋田県鹿角郡小坂町小坂
場所 小坂町各町内
関連HP 小坂町公式ホームページ
電車・バスで JR花輪線十和田南駅から小坂行きバスで25分
ドライブで 東北自動車道小坂ICから約2km
問い合わせ 小坂町七夕祭振興会 TEL:0186-29-2069
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

康楽館

白亜の西洋建築物の康楽館は明治43年、明治後半には日本一の銅の産出を誇った小坂鉱山の厚生施設として建てられた芝居小屋。洋風の外観に反して内部は純和風の造りで、花道や回り舞台、昔ながらの桟敷席が設けられています。当時から照明施設を備え、東北随

明治百年通り

経済産業省の近代化産業遺産に認定される康楽館、そして小坂鉱山事務所、天使館(昭和6年に開園の「聖園天使園」)。3軒が軒を並べる通りが明治百年通りで、国土交通省の都市景観大賞「美しいまちなみ賞」、手づくり郷土賞を受賞しています。6月にはニセア

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了