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真名井神社

伊勢神宮のルーツとされる元伊勢で、丹後国(古くは丹波国)一之宮の籠神社(このじんじゃ)の奥宮とされるのが真名井神社。元伊勢大元宮、外宮元宮とも呼ばれる古社で、以前は匏宮(よさのみや)、吉佐宮(よさのみや)と呼ばれていました。

境内には御神水「天の眞名井の水」が湧き出す

真名井神社本殿の裏手には、古代の祭祀場である磐座(いわくら=神が降臨する地)が磐座主座、磐座西座、磐座奥座と3ヶ所あり、さらには「天の磐船」と名づけられた巨岩も鎮座しています。

古代から籠神社の神職を務め、古代には丹波国造(たんばくにのみやっこ)をも務めたという海部家の始祖、彦火明命が創祀した「宮」が匏宮(よさのみや)。
丹後の最高神である豊受大神を祀っていましたが、笠縫邑(かさぬいむら)からこの地に天照大神を遷したことで吉佐宮(よさのみや)となったとのこと。

天照大神はその後、伊勢に遷ったので、籠神社が元伊勢といわれるようになったのです。

あくまで神代のことなので定かでありませんが。古代の丹後王国と、大和朝廷、そして神宮(伊勢神宮)、さらには日本海で活躍した海人族の歴史をひもとく大切な地になっているのです。

境内には「天の眞名井の水」という御神水が滾々と湧き出ています。
敬虔な気持ちで参拝し、身を清めるよう、心がけましょう。

真名井神社
名称 真名井神社/まないじんじゃ
所在地 京都府宮津市中野
関連HP 籠神社公式ホームページ
電車・バスで 京都丹後鉄道天橋立駅から路線バスで25分、神社前下車
ドライブで 山陰近畿自動車道与謝天橋立ICから約7.5kmで籠神社駐車場
駐車場 籠神社駐車場(150台/有料)を利用
問い合わせ 籠神社 TEL:0772-27-0006/FAX:0772-27-1582
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

籠神社

2017年8月12日

 

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