保津川(桂川)に架る橋脚を駅舎にした、全国的にも珍しい駅が、JR西日本・山陰本線(嵯峨野線)の駅が保津峡駅。昭和4年8月17日開設の松尾山信号場が前身で、昭和11年4月15日開業。当時は現在のトロッコ保津峡駅に駅がありましたが、平成元年3月5日に新線開通で現在地に移転しています。
通勤途中の駅ながら秘境駅&絶景駅の候補に
保津川沿いに走った旧山陰本線は、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車(トロッコ嵯峨駅〜トロッコ亀岡駅)に転用され、旧保津峡駅も、トロッコ保津峡駅になっています(嵯峨野観光鉄道とは立体交差しています)。
普通列車のみ停車で、快速列車は通過します。
トロッコ保津峡駅へは徒歩15分ほど必要。
保津峡駅(橋上のホームは亀岡市と京都市の市境)の周辺には人家がなく、駅の東側は第一保津トンネル、西側は第二保津トンネルなのので、秘境駅に加える場合も、保津峡の橋上にホームがあり、正面に壁岩を眺めるので絶景駅に数える場合もあります。
水尾地区への玄関口で、愛宕神社の『千日詣り』(7月31日)には、JR保津峡駅と水尾とをつなぐ自治会バスが増発されています。
保津峡駅 | |
名称 | 保津峡駅/ほづきょうえき |
所在地 | 京都府亀岡市保津町保津山2 |
関連HP | JRおでかけねっと公式ホームページ |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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