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十石舟・三十石船(伏見観光協会)

十石舟・三十石船(伏見観光協会)

京都府京都市伏見区南兵町、弁天橋(月桂冠大倉記念館裏)と三栖閘門(みすこうもん)を結んで、伏見観光協会が運航する和船が、十石舟・三十石船。宇治川派流を起点に、琵琶湖疏水の末端となる濠川(かつての伏見城の濠)を往復する遊覧船で、3月下旬〜4月上旬のお花見舟は大人気です。

宇治川派流、濠川を下り、三栖閘門を見学

川港のあった伏見は、宇治川、琵琶湖疏水を使った京都、大阪を結ぶ舟運の中継点として栄えました。
坂本龍馬が隠れ家とし、伏見奉行の配下に襲撃され、お龍の機転で脱出した「寺田屋事件」で有名な寺田屋も、船宿のひとつ。
そんな舟運の隆盛を今に伝えるのが、十石舟・三十石船の運航で、冬季(12月中旬〜3月中旬)を除いて運航されています。

十石舟は、十石舟乗場(弁天橋)〜伏見みなと広場(三栖閘門資料館見学)〜十石舟乗場(弁天橋)で所要50分、定員は20名。
少しコースの短い三十石船は十石舟乗場(寺田屋浜乗船場・龍馬お龍ブロンズ像横)〜伏見みなと広場(三栖閘門資料館見学)〜十石舟乗場(寺田屋浜乗船場・龍馬お龍ブロンズ像横)で所要は40分で、定員30名。

宇治川派流、濠川を下り、三栖閘門(みすこうもん)で一度下船し、三栖閘門資料館で水位差を調整した運河の仕組みなどの展示を見学できます。
個人旅行なら、乗船人数が少なく、酒蔵なども見上げることのできる十石舟がおすすめです。

予約は、乗船希望日2日前の0:00まで伏見観光協会のHPで受付。

十石舟・三十石船で三栖閘門を見学
十石舟・三十石船(伏見観光協会)
名称 十石舟・三十石船(伏見観光協会)/じゅっこくぶね・さんじゅっこくぶね(ふしみかんこうきょうかい)
所在地 京都府京都市伏見区葭島矢倉町28-7
関連HP 伏見観光協会公式ホームページ
電車・バスで 京阪電車中書島駅から徒歩5分の弁天橋西詰に十石舟乗場入口。京阪電車中書島駅から徒歩7分の伏見みなと公園に三十石舟乗場
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

三栖閘門

京都市伏見区、伏見港公園近くにある閘門が、三栖閘門(みすこうもん)。昭和4年3月31日に築かれた鉄筋コンクリート造りの閘門で、大正11年に始まった宇治川右岸の築堤工事で、伏見港と宇治川との船の通航ができなくなったため、宇治川と濠川(ほりかわ

 

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