ベビーカーもOK! 新幹線の予約制「特大荷物置き場」を知っていますか?

特大荷物置き場

東海道・山陽・九州新幹線には、予約制「特大荷物置き場」が設置され、荷物置場を指定席特急券がセットで販売され、指定の席を予約するだけで、「特大荷物置き場」が利用できるというシステムがあります。3辺(縦横幅)の合計が160cm超・250cm以内の荷物が対象ですが、ベビーカー利用者も対象です。

ベビーカーなど荷物置場を必要とする人は利用が可能

特大荷物置き場

東海道・山陽・九州新幹線の予約制「特大荷物置き場」は、内最後部座席後方にある既設のスペースである「荷物スペース」と、デッキ部にある一部の洗面所(1車両に2ヶ所ある洗面所のうち1ヶ所)などを整備した鍵付きの「荷物コーナー」(盗難防止のため、 二重ロック方式を採用)とがあり、特大荷物置場つき座席を予約することで利用ができるシステムです。

「荷物スペース」が利用できるのは、車両の最後部の座席(博多方面行き18列の場合は、18A、18B、18C、18D、18E)で、椅子の後ろの空間を5人で共有することになります。
最後部座席(壁側)のフットレストを撤去し、スペースを確保しているのです。
それ以外の座席の場合は「荷物コーナー」の利用ということに。

実際に予約して乗車したら、もう他の人が置いていたなどのケースも想定できますが、その場合は、予約無しで荷物を置いた人が特大荷物の持込手数料(1000円)を支払うとともに、乗務員が指定する箇所に荷物を収納するということになります。

なお、JR東海は「3辺の合計が160cm以内の荷物は、座席上部の荷物棚に収納が可能」と説明しています。
3辺の合計が250cmを超えるものは東海道・山陽・九州新幹線には持ち込みはできません。

利用は、「スマートEX」などのネット予約サービス、券売機、駅のきっぷうりばで「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」を事前予約(空席状況はシートマップで確認、23:30~5:30の時間帯は「特大荷物コーナー」の予約はできません)、後は乗車するだけです。

「スマートEX」で「荷物スペース」の座席を予約の場合なら、
(1)メニュー画面で、「新幹線予約」をタップ
(2)【座席の種類】から、特大荷物スペース(客室内)付」を選択
(3)「検索」をタップ
(4)表示された候補から希望の列車を選択
(5)利用したい商品の設備を選択し、「座席表から選択する」をタップ(普通車指定席またはグリーン車を選択)
(6)最後部座席からご希望の座席を選択
で完了します。

混雑時にファミリーで移動する際、ベビーカーの置き場に苦労した経験のある人も多いかと思いますが、これなら安心して駅に向かうことができます。

ベビーカーもOK! 新幹線の予約制「特大荷物置き場」を知っていますか?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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