行き先はJALにおまかせ! JAL「どこかにマイル」とは!?

どこかにマイル

一律7000マイル(往復)で往復特典航空券と交換できるというのが、JALの「どこかにマイル」。2等身以内の家族であれば、マイルが活用できるため、家族3人で2万1000マイル利用ということもOKです。ただし行き先は申込み時点では不明で、3日以内にJALから決定した行き先が通知される仕組み。

候補地が4ヶ所提示され、そのうちの1ヶ所へフライト

どこかにマイル
行き先はJALにおまかせ

メリットは、マイルを利用した通常の特典航空券の場合、路線によって往復8000マイル~2万マイル(基本マイルの場合)必要なところ、「どこかにマイル」(往復)なら行き先に関わらず一律7000マイルで往復航空券と交換できる点です(子供も同様に7000マイルが必要)。

東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、福岡、札幌(新千歳・丘珠)発着便の路線に限るので、それ以外の空港発着が使えない点が難点です。

出発時間、到着時間も6つもしくは4つの時間帯から選択可能なので(つまりは便指定が可能)、朝の便で旅立ち、夜の便で帰ることも可能。
ただし、これは空いている日程の際。
連休などの日程を選択すると、往路も遅い時間帯(たとえば羽田18:05出発など)しか予約ができないことが多いので、なるべく混雑が予想される日は避けるのがいいでしょう(もともとお盆は対象外です)。
当日、空港に行っての早い時間の便のキャンセル待ちなども不可で、予約した便に乗るしか方法はありません。



申込みは簡単で、JAL「どこかにマイル」申し込み画面にアクセスし、発着地、日付、人数、時間帯を選択。
行き先の候補が4つ提示されるので、それでOKであれば、旅行者情報を入力すれば、あとはわくわく、ドキドキしながら結果通知を待つだけ(3日以内に結果が通知されます)。

出発時間・到着時間に「時間帯指定なし」を選択した場合、日帰り旅程の滞在時間は5時間以上、1泊以上の旅程の滞在時間は17時間以上ある便で、行き先候補が表示されます(利用できる日程は、往路搭乗日を含む10日以内)。

たとえば提示される候補地は、
沖縄、長崎、岡山、鹿児島
沖縄、宮古、岡山、宮崎
など。

万一4ヶ所の候補地に納得できなければ、再検索すると候補地が変わるので、いろいろな候補地パターンを探すこともできます。
上記の例でいえば、2回目の方は、沖縄、宮古と沖縄県が2つあるので、単純に考えれば、5割の確率で沖縄ということに。

搭乗日当日空席があれば、ファーストクラスまたはクラスJの料金を支払ってグレードアップも可能です(そのためにも空きの多い日の選定がおすすめです)。

最大の欠点は、搭乗者全員のマイル引き落とし手続き完了後の取り消しは、行先決定前の場合でもマイルの払い戻しはできないこと。
つまりは事実上、キャンセル不可ということに。

マイル引き落とし会員が単独の場合も取り消しは可能ですが 、申し込みと同時にマイル引き落とし手続きが完了するため、その人のマイルは戻りません。

万一、子どもの発熱など、出かけることができなくなあった場合でも、その便が悪天候・自然災害・機材故障などで遅延・欠航(見込みの場合も含む)になれば、キャンセル可能で、マイルは戻されますから、一応、出発予定だった日には確認するのがいいでしょう(偶然、台風で欠航というケースもあります)。

注目は7000マイルというハードルの低さなので、JALマイレージバンクに登録さえすれば、「陸(おか)マイラー」の「ポイ活」で、日頃JALを利用しない人でも活用できます。
日頃のショッピングなどで貯めたポイントをJALのマイルに移行するわけですが、2ポイントで1マイルという移行レートでもクレジットカードのポイント、楽天ポイントなどが1万4000ポイントでOKということになります。

行き先はJALにおまかせ! JAL「どこかにマイル」とは!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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