熊野市紀和町にある「日本の滝百選」、「日本の森滝渚百選」に選ばれた名瀑。熊野川支流の楊枝川源流にかかる熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできた滝は、4段になって流れ落ち、落差は上から12m、3.5m、7.7m、29.1m。白布を垂らしたように、音もなく飛沫も立てずに流れ落ち、見る者の言葉を失わせるほどの美しさです。
すべるように流れ落ちる優雅な滝は、修験者の修行の場
熊野信仰の行場のひとつ。
布引不動明王が祀られています。
修験道では加持祈祷を行なう験力を得るために、滝に打たれる修行が行なわれました。
三重県道780号熊野紀和線の三浦集落で楊枝川沿いの林道に入り、二股を左にとれば(右に行けば八丁大滝)林道沿いに、松山滝(落差30m)、荒滝(落差40m)、そして布引の滝展望所とその先に駐車スペースがあります。
駐車スペースのある場所から、階段状の遊歩道で滝壺近くまで降りることも可能です。
滝の周辺は「きらずの森」(熊野市きらずの森条例)として整備。
布引の滝 | |
名称 | 布引の滝/ぬのびきのたき Nunobiki Falls |
所在地 | 三重県熊野市紀和町小栗須 |
関連HP | 熊野市公式ホームページ |
電車・バスで | JR新宮駅からタクシーで1時間 |
ドライブで | 伊勢自動車道勢和多気ICから約117km |
駐車場 | 駐車スペース(2台ほど)を利用 |
問い合わせ | 熊野市紀和総合支所 TEL:0597-97-1113 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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