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揖斐川河口

揖斐川河口

三重県桑名市、木曽三川(きそさんせん=濃尾平野を流れ伊勢湾に注ぐ木曽川、長良川、揖斐川)のひとつ、揖斐川(いびがわ)。揖斐川河口は、ハマグリ、シジミ、シラウオ、クロノリなどの漁場で、河口には伊勢湾岸自動車道のトゥインクル揖斐川橋が架かっています。

日本第3位という長大な河口は、特産のハマグリなどの生育地

揖斐川河口は、あまり知られていませんが、木曽川、長良川よりも河口幅が広く、静岡県富士市の富士川河口(河口幅1950m)、徳島県阿南市の那賀川(なかがわ/1770m)に次ぐ1600mで国内第3位の河口幅を誇っています。

河口の東岸は、揖斐川と木曽川とに囲まれた長島で、先端部にナガシマスパーランドがあります。
伊勢湾岸自動車道の長島側には湾岸長島IC、西岸の桑名側には湾岸桑名ICがあり、その間がトゥインクル揖斐川橋(橋長1397m)。

「その手は桑名の焼きはまぐり」という洒落言葉も、揖斐川など河口部(汽水域)で産する柔らかく身の詰まったハマグリのこと。
現在国内に流通するハマグリのほとんどは外洋性のチョウセンハマグリで、内湾性のハマグリはわずかに2%ほど。
現在では、赤須賀漁業協同組合を中心に、人工干潟を設け、稚貝を放流し、ハマグリの保護育成、漁業規制などにより、再生への取り組みが行なわれています。
赤須賀漁港は、国道23号・揖斐長良大橋の上流・桑名市街側にあり、朝の出漁風景を見ることもできます。

揖斐川河口
揖斐川河口
名称 揖斐川河口/いびがわかこう
所在地 三重県桑名市長島町浦安・福岡町
ドライブで 伊勢湾自動車道湾岸長島IC・湾岸桑名ICからすぐ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大河口とは!?

河口部分の幅(河口幅)が最も広いのは、日本三大急流にも数えられる富士川の河口です。以下、徳島県の那賀川河口、三重県の揖斐川(いびがわ)の河口で、以上の3河川の河口が日本三大河口ということに。いずれも1.5km〜2kmという雄大な河口で、その

 

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