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仙台市八木山動物公園

仙台市八木山動物公園

宮城県仙台市太白区にある125種600頭の動物を飼育する東北最大級の動物園が、仙台市八木山動物公園。園内は自然に近い姿で動物を観察できるよう配慮されており、アフリカ平原放飼場(アフリカ園)では悠然とアフリカゾウやグラントシマウマ、アミメキリン、ミナミシロサイ、カバ、ダチョウが過ごしています。

「無柵放養式」が基本方針の動物園

昭和11年に広瀬川の河畔の花壇地区に開園した仙台市動物園が前身の歴史ある動物園。
開園当初は仙台市電を運営する仙台市電気水道事業部の管轄で、仙台市電への集客という目的もあったのです。

戦時下に空襲などで廃園となり、「自然を出来るだけ残す」、「無柵放養式」を基本方針に八木山で再オープンしたのは昭和40年。
アフリカ園エリアは宮城県営八木山球場の跡地で、昭和9年11月9日の日米野球第4戦では、ベーブ・ルースが来日初ホームランを打った場所でもあり(日本で初ホームランをスコアボード右へ、続く第2号を左中間へ)、「ベーブ・ルース ここにホームランを放つ」の碑文が記されたベーブ・ルース像も立っています。

平成11年にはアフリカ平原放飼場(アフリカ園)がリニューアル、平成14年には猛獣舎がリニューアル、平成17年にはカメハウスが誕生、平成22年には地下鉄東西線八木山動物公園駅開業に合わせて玄関口の西門にビジターセンターが、平成29年にはヤギやヒツジなどとのふれあい、カピバラを観察できる体験型施設「ふれあい館」がオープンしています。

注目は、アフリカ平原放飼場(アフリカ園)で、キリンの手前をシマウマが横切ったりする姿はまさにアフリカの平原。
水中のカバをガラス越しに観察でき、自然の生態に近い状態で観察ができる仕組み。
人気の猛獣舎も動物たちの目線と同じ高さで観察でき、ライオン、スマトラトラ、ホッキョクグマが自然のままに暮らす姿は迫力満点。
「動物公園うらがわたんけん隊」も随時開催されている。

森の食堂、グーグーテラスで食事も可能。
西門のゼブラショップ、アフリカ売店、東門の売店で土産の購入が可能。
隣接して遊園地の八木山ベニーランドがあります。

仙台市八木山動物公園
名称 仙台市八木山動物公園/せんだいしやぎやまどうぶつこうえん
所在地 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
関連HP 仙台市八木山動物公園公式ホームページ
電車・バスで 仙台市営地下鉄東西線八木山動物公園駅下車、目の前が西門
ドライブで 東北自動車道仙台宮城ICから約8.5km
駐車場 八木山動物公園キリン駐車場(420台/30分まで無料、以降有料)
問い合わせ 仙台市八木山動物公園 TEL:022-229-0122/FAX:022-229-3159
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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