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仙台城・大手門跡(大手門脇櫓)

仙台城・大手門跡(大手門脇櫓)

宮城県仙台市、伊達政宗が築いた築城当初の仙台城は、本丸だけでした。その本丸の北側、現在の二の丸広場との間にあるのが大手門跡で、大手門脇櫓が復元されています。仙台城の正式な登城ルートはもちろん本丸から。仙台市博物館(旧三の丸)を左手に見て、駐車場に至る一方通行の車道が往時の登城ルートということになります。

大手門から仙台城本丸へ登城

仙台城の玄関口となる大手門は、2階建て、瓦葺きの豪壮な建物で、大手門の守りを固める大手門脇櫓(総白壁造り)とともに戦前は国宝に指定されていました。
残念ながら、昭和20年の仙台空襲で大手門北側にある土塀(仙台城に残る唯一の建造物)を除いてすべて焼失。
現在の大手門脇櫓は、昭和42年に木造モルタル漆喰仕上げで再建されたもの。
往時の白漆喰(しろしっくい)で仕上げられた外観を、再現しています(夜にはライトアップされています)。

大手門と本丸の間、道が大きく屈曲する部分に中門もありましたが、大正9年に取り壊され、現存していません(石垣だけ残されています)。

大手門跡のすぐ北、二の丸に支倉常長像(はせくらつねながぞう)が立っていますが、支倉常長生誕400年記念事業で昭和47年に建立されたもの。

名称 仙台城・大手門跡(大手門脇櫓)/せんだいじょう・おおてもんあと(おおてもんわきやぐら)
所在地 宮城県仙台市青葉区川内1
関連HP 仙台市公式ホームページ
電車・バスで JR仙台駅西口バスプールから仙台市営バス青葉城循環で20分、青葉城址下車、すぐ
ドライブで 東北自動車道仙台宮城ICから約6.8km
駐車場 150台/有料
問い合わせ 仙台市教育局文化財課 TEL:022-214-8544/FAX:022-214-8399
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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