伝統のサービスとホスピタリティが定評のクルーズ船「にっぽん丸」を運航する商船三井クルーズ。2024年12月には全客室がスイートキャビンとするラグジュアリークラスのクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」が就航、そして2025年4月には世界一周クルーズも予定されています。
日本船で世界一周の豪華クルーズが実現!
「あるぜんちな丸」、「ぶらじる丸」(「ぶら志゛る丸」)など南米移民船の運航の歴史を背景に、乗船するゲストを笑顔で出迎える伝統のホスピタリティに定評のある商船三井。
クルーズ船は、昭和33年に就航した初代の「にっぽん丸」、昭和51年就航の2代目「にっぽん丸」、平成元年に就航、その後の日本籍クルーズ客船の標準仕様となった「ふじ丸」(大阪商船三井船舶時代)、平成2年就航の3代目「にっぽん丸」と続き、現在は、2022年に大改装を行なった3代目「にっぽん丸」のみが就航し、その料理、サービスが多くの常連に支持されています。
2024年12月に就航する「MITSUI OCEAN FUJI」は、ラグジュアリーを超えた「ウルトラ・ラグジュアリー」がキャッチフレーズのシーボーン・クルーズ(Seabourn Cruise Line Limited./本社・アメリカ)から購入した3万2000tの大型クルーズ船「シーボーン・オデッセイ」(「Seabourn Odyssey」/旧船名)で、全客室が28平米以上、ベランダ付きのスイートクラスキャビンという豪華仕様です。
「MITSUI OCEAN FUJI」の世界一周クルーズは、2025年4月12日(土)に横浜港出航し、 7月20日(日)に帰港、100日間で16ヶ国、24港に寄港することを予定しています。
2022年11月、商船三井は600名定員規模のクルーズ船2隻を新造することを発表していますから、近い将来は、「にっぽん丸」、「MITSUI OCEAN FUJI」、そして新造船2隻の4隻体制で運航ということに。
日本の「新たなクルーズ船時代の到来」ですが、まずは、「MITSUI OCEAN FUJI」に注目を。
「MITSUI OCEAN FUJI」概要
総トン数 | 3万2477t |
全長 | 198.15m |
全幅 | 25.6m |
客室数 | 229室 |
船客定員 | 458名 |
レストラン数 | 4ヶ所(フルサービスレストラン2、ブッフェレストラン2) |
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