サイトアイコン ニッポン旅マガジン

関本勘兵衛住宅

関本官兵衛住宅

宮崎県日向市細島、明治20年に内務省がオランダ人技師ヨハネス・デレーケ設計で港湾整備を行なった細島港にある商家が関本勘兵衛家住宅。苫屋の屋号を持つ関本家は江戸時代から続く商家で、現存する建物は明治12年の築。主屋1棟、付属屋2棟、土蔵1棟が国の登録有形文化財になっています。

昔町・細島の内部が公開される商家

平面、構造、デザインに江戸時代の様式を踏襲しながら、洋釘を用いるなど、当時の豪商だったことがよくわかります。
細島港は、明治10年の西南戦争では、一時期、官軍の本営が置かれ、補給基地としても活用されて繁栄。
さらに明治13年には大阪商船の定期船(第四本線=大阪〜神戸〜細島〜油津〜鹿児島/『大阪商船株式會社五十年史』)が就航していますが、そんな明治時代の港町の隆盛を今に伝えるのが関本勘兵衛住宅で、細島みなと資料館として再生される「高鍋屋旅館」(昭和57年まで旅館として営業)とともに日向市が管理する公開施設になっています。

関本勘兵衛住宅
名称 関本勘兵衛住宅/せきもとかんべえじゅうたく
所在地 宮崎県日向市細島691
関連HP 日向市公式ホームページ
電車・バスで JR日向市駅からタクシーで10分
ドライブで 東九州自動車道日向ICから約6km
駐車場 2台/無料
問い合わせ 日向市観光協会 TEL:0982-55-0235/FAX:0982-55-1739
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

西南の役細島官軍墓地

宮崎県日向市日知屋、細島の港を見渡せる小高い丘にある、明治10年の西南戦争に従軍した、迫田鉄五郎少佐以下319名の官軍兵士の墓地が西南の役細島官軍墓地。宮崎県内各地で戦死、病死した官軍兵士で、墓碑銘や当時の記録から、関東・中部・東北地方の出

細島みなと資料館

宮崎県日向市細島、大正時代に建てられた九州では数少ない木造3階建ての「高鍋屋旅館」(代々三輪家が経営)を再生したミュージアムが細島みなと資料館。細島港は、幅(南北)200m~300m、奥行き(東西) 3km の懐深い入江を利用した天然の良港

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了