宮崎県宮崎市佐土原町にある近世には佐土原藩3万石の藩庁となった城が、佐土原城(さどわらじょう)。14世紀半ば伊藤氏の一族、田島休助が築城した田島城(たじまじょう)が始まりで、戦国大名・伊東氏の伊東四十八城のひとつでした。続日本100名城に選定。
江戸時代には佐土原藩3万石の藩庁に
佐土原は高鍋とを結ぶ高鍋往還、飫肥との飫肥往還、熊本との熊本往還、米良地方との米良往還が結節し、さらに海岸には徳ヶ淵、福島の湊があるという交通の要衝でした。
本丸、南ノ城、松尾丸のある山城部分と、山麓の二の丸部分に分かれ、近世では二の丸が藩庁機能を有していました。
関ヶ原合戦後の慶長8年(1608年)、垂水島津氏の島津以久(しまづもちひさ)が3万石で佐土原藩主となり、佐土原藩を立藩。
2代藩主・島津忠興は幕府の許可を得て利便性の高い二の丸を政庁にしています。
現存する遺構は、山城部分を含め2代藩主・島津忠興の頃の近世城郭で、伊藤氏時代のものはほとんど残されていません。
文化7年(1810年)頃に佐土原藩が編纂した『旧事集書』(くじあつめがき)には天守の記載があり、『天正年中佐土原城下絵図』にも三階櫓が描かれていますが、これまでは、「南九州に天守のある城はない」といわれてきました。
平成8年の発掘調査で本丸から天守台跡、金箔瓦の破片が発掘され、日本最南端の天守台が明らかになっています(天守の完成時期は不明です)。
佐土原城二の丸居館の一部を復元した「鶴松館」があり、商家資料館「旧阪本家」とともに「宮崎市佐土原歴史資料館」を構成しています。
佐土原城 | |
名称 | 佐土原城/さどわらじょう |
所在地 | 宮崎県宮崎市佐土原町上田島追手1327 |
関連HP | 宮崎市公式ホームページ |
電車・バスで | JR佐土原駅から宮崎交通バス西都行きで、佐土原小前下車 |
ドライブで | 東九州自動車道西都ICから約4km |
駐車場 | 佐土原城跡歴史資料館「鶴松館」駐車場(60台/無料) |
問い合わせ | 宮崎市教育委員会文化財課 TEL:0985-85-1178 |
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