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円成寺

円成寺

奈良県奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)、奈良と柳生を結ぶ柳生街道随一の名刹が忍辱山円成寺(にんにくせんえんじょうじ)。天平勝宝8年(756年)、聖武天皇と孝謙天皇の勅願で、渡来僧・鑑真(がんじん)の弟子・虚瀧(ころう)が創建したと伝わるが定かでありません。万寿3年(1026年)、命禅が再興。春日堂・白山堂は国宝です。

春日堂・白山堂は、最古の春日造りで国宝!

室町時代の建築の本堂は国の重要文化財。
本堂の脇に建つ春日堂・白山堂は、安貞2年(1228年)、春日大社(江戸時代以前の神仏習合時代には春日権現)の本殿を移築したもの。
明治初期の神仏分離令、廃仏毀釈による破却を逃れ、現存する最古の春日造り社殿で、国宝。

入母屋造り桧皮葺きの楼門は、寛正2年(1468年Iの建築で国の重要文化財です。

楼門を見上げる位置にある円成寺庭園は藤原期(平安時代末期)の浄土式と舟遊式(しゅうゆうしき)を兼ね備えた名園で国の名勝。
寺宝が多く、運慶20代の傑作として知られる安元2年(1176年)作の大日如来坐像は国宝。

国宝の春日堂・白山堂
円成寺
名称 円成寺/えんじょうじ
所在地 奈良県奈良市忍辱山町1273
関連HP 円成寺公式ホームページ
電車・バスで JR・近鉄奈良線奈良駅から奈良交通バス柳生方面行きで36分、忍辱山下車すぐ
駐車場 15台/無料
問い合わせ 円成寺 TEL:0742-93-0353/FAX:0742-93-0357
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

円成寺・春日堂と白山堂

奈良県奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)にある真言宗御室派の寺、円成寺(えんじょうじ)。円成寺の本堂の東側にあるふたつの小さな社が鎮守社である春日堂、白山堂。鎌倉時代初期の建築と推定され、現存する日本最古の春日造りの社殿で国宝に指定されて

 

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