奈良県明日香村の飛鳥稲渕宮殿跡近くにある棚田が稲渕の棚田で、農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定されています。明日香村らしく、この棚田も中世(平安~室町時代)に開墾されという歴史あるもの。300枚あまりの田畑は、奥飛鳥の文化的景観として国の重要文化的景観にも選定されています。ヒガンバナ咲く初秋はカメラマンに人気。
重要文化的景観に選定の奥明日香らしい棚田が広がる
地元に駐車場がないため、車利用の場合は少し離れた村営石舞台駐車場から徒歩。
正面に神奈備山(かんなびやま)を眺める神奈備の里と呼ばれる絶景の棚田です。
平成8年度から棚田オーナー制と呼ぶ市民農園が開設され、さらに平成22年にはNPO法人明日香の未来を創る会が結成され、棚田の保全に貢献しています。
棚田は、標高140m~180mに21.5ha(耕作面積は17.5ha)という広さで展開し、平均勾配は1/7という急斜面です。
9月下旬のヒガンバナの咲く頃には恒例の『かかしコンテスト』が開かれるほか、JAでは棚田米ブランド名「あすか米」を販売しています。
稲渕の棚田 | |
名称 | 稲渕の棚田/いなぶちのたなだ |
所在地 | 奈良県高市郡明日香村稲渕 |
関連HP | 明日香村公式ホームページ |
電車・バスで | 近鉄飛鳥駅からかめバスで石舞台下車、徒歩30分 |
ドライブで | 西名阪自動車道郡山ICから約22km |
駐車場 | 飛鳥歴史公園石舞台地区駐車場を利用 |
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