毎年8月18日、宮崎県延岡市の五ヶ瀬川、亀井橋下流河川敷で『流れ灌頂』が行なわれます。水害や水難事故の犠牲者供養のために江戸時代に始まったとされ、現在は、お盆に帰ってきた先祖の霊を見送る行事となっています。延岡市仏教会が主催し、灯籠900個ほどが流します。「水郷」と称される延岡の夏の風物詩にまで成長。
数千人が見守るなか、灯籠が流されます
流れ灌頂は、川施餓鬼(かわせがき=水死人の霊を弔うために、川岸や舟の上で行なう施餓鬼供養)の一種。
河川敷に設けられた慰霊所では、延岡市仏教会34ヶ寺の僧侶が読経し、その後、初盆を迎えた家族や檀家の皆さんが和紙灯籠に火を灯し、五ヶ瀬川に流します。
川面を照らしながら流れていく灯籠の姿は幻想的。
流れ灌頂|延岡市 | |
開催日時 | 毎年8月18日 |
所在地 | 宮崎県延岡市東本小路 |
場所 | 五ヶ瀬川 亀井橋下流 |
関連HP | 延岡観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR延岡駅から徒歩10分 |
ドライブで | 東九州自動車道延岡ICから約4km |
問い合わせ | 延岡観光協会 TEL:0982-29-2155 |
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