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竹駒稲荷

竹駒稲荷

「醸造のまち」として名高い新潟県長岡市摂田屋(せったや)地区。旧三国街道沿いの入口近くにある、赤い鳥居とお狐様が目印のパワースポットが竹駒稲荷です。もとは日本三大稲荷のひとつともいわれる(日本三大稲荷は諸説あり定かでありません)、宮城県岩沼市の竹駒稲荷(神社)から、明治22年、当地に勧請されたもの。

地元の人に親しまれる摂田屋の守り神

稲荷神はもともと穀物・農業の神であり、また地元では商売繁盛、安産の神様としても親しまれており、毎年8月下旬の例祭では、酒饅頭も配られていますが、これも明治23年以来の慣習とか。

竹駒稲荷と道しるべ地蔵は、老舗醤油蔵「越のむらさき」が管理しています。
道しるべ地蔵は、台座に「右ハ江戸、左ハ山路」と記されていますが、文化3年(1806年)、千手のたばこ屋・音蔵の娘・おなかが行方不明となり、消息の途絶えた場所に慰霊のために建立された地蔵尊。
すぐ前の「越のむらさき」が天保元年(1831年)の創業なので、その創業以前からこの地で行き交う旅人を見守っていたことになります。

竹駒稲荷
名称 竹駒稲荷/たけこまいなり
所在地 新潟県長岡市摂田屋4-8
関連HP 長岡市公式ホームページ
電車・バスで JR宮内駅から徒歩10分
ドライブで 関越自動車道長岡ICから約9.7km。または、長岡南越路スマートICから約7.2km。北陸自動車道中之島見附ICから約14.5km
問い合わせ 長岡市観光企画課 TEL:0258-39-2344
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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